メンタルに限界がきているときの“3つのサイン”とは?【眠れなくなるほど面白い 図解 メンタルの話】
メンタルの危険信号を把握する
日々のさまざまなストレスにさらされると、私たちの脳は疲労が蓄積し、やがて限界を迎えます。
日本人は真面目なので、精神的にキツくても、つい無理をしがちですが、そうすると「うつ病」などを発症してしまうことにもなりかねません。それを防ぐためにも、ここではメンタルに限界がきているときのサインを紹介しましょう。
ひとつ目は「現実感がない」ということです。生活していても、何か地に足がついていないような、夢のなかにいるような感じがします。現実感がないからこそ、「死んでしまってもよいのではないか」「生きていてもつまらないな」と思ってしまいます。
ふたつ目は「意欲が減る」ことです。今まで楽しいと思っていたことが楽しくなくなる、ほしいなと思っていたものがほしくなくなる、食べたいものがなく食欲もわかない。このような状態になったときは、限界がきているサインです。
3つ目は「自己肯定感の低下」です。自分には価値がない、自分には何もできないと思ってしまいます。ほかにも、「常に落ち着かなくて不安や焦りが「ある」「眠れない」「思考力・集中力が低下している」といった場合も要注意です。左ページにメンタルに限界がきているときの具体的なサインをまとめたので、こうした症状が出たら無理をせず、しっかりと休むようにしましょう。
メンタルの悲鳴はこんな形で現れる!
そろそろ限界のサイン
現実味がない食欲がない眠れない楽しいことが楽しくなくなる欲しかったものが欲しくなくなる不安や焦り自己肯定感の低下思考力・集中力の低下
生活に現実感がなく「死にたい」と考える、さまざまな意欲や欲求が低下する、常に不安で落ち着かず焦る、自分には価値がないと考える、思考力・集中力が低下しているといった症状が現れたときは、「うつ状態」になっている可能性が高い。
限界がきているときの具体的な思考と症状
「周りの人たちから嫌われている」と感じる「未来がない」と考える「人に相談しても無駄だ」と思う人と会話をしなくなる自律神経症状(頭痛、めまい、ひどい肩こり、おなかが張る、喉が詰まっている)自然に涙が出てくる
上記のサインが現れた場合は休むことや精神科の受診を検討しよう
【出典】『眠れなくなるほど面白い 図解 メンタルの話 』監修:益田 裕介