【大阪・関西万博】大阪府の吉村洋文知事とミャクミャクが新潟県を訪問、「新潟と大阪・関西の行き来が増えれば」
大阪府の吉村洋文知事(写真左)と新潟県の花角英世知事(写真右)直近の注目記事を日曜日に再掲載します。
初回掲載:2024年11月8日(再掲載:11月17日)
大阪府の吉村洋文知事が11月8日、新潟県の花角英世知事を訪問し、2025年春に開幕する「大阪・関西万博」への協力を求めた。訪問には同万博の公式キャラクター「ミャクミャク」も同行、新潟県の「トッキッキ」と共に万博をPRした。
「大阪・関西万博」は2025年4月から約半年間、大阪市の夢洲で開催。開幕まで半年を切り、吉村知事は北海道などを巡って取り組みへの協力や誘客のための広報を行っている。
吉村知事は「万博がいよいよ5カ月後に迫る。新潟の皆さんにもその魅力を伝えたい。また、新潟にも素晴らしい文化や魅力があるので、それをぜひ万博で発信していただきたい。そして新潟と大阪・関西の行き来が増えれば」話す。また、「新潟の産業と経済の成長にも、この万博を使ってもらいたい」と言及した。
吉村知事(写真左)
訪問の様子
一方で、会場までの距離もあり県内では万博へ対する関心は高くない。「万博のパビリオンや展示、ストーリーがまだ見えていないと思う。今後、具体的になっていくそういった内容を、皆さんに伝わるように発信していきたい」(吉村知事)という。
8日午後、吉村知事は「ミャクミャク」とともに新潟県の花角知事を訪問した。その中で花角知事は、万博を修学旅行先に選ぶ県内中学校、高等学校があることについて言及し、1970年の大阪万博を契機に将来の職業を決める人がいたことから「若い世代にも万博へ行ってほしい」と語った。