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サビキ釣りで良型アジを29匹手中【三重・国崎漁港】サオ下狙いとウキ仕掛け使い分けが奏功

TSURINEWS

サビキ釣りで良型アジ連発(提供:週刊つりニュース中部版APC・伊藤拓摩)

サビキでアジを狙おうと天気予報をチェック。風が弱く気温が上昇して暖かくなりそうな3月中旬、三重県鳥羽市の国崎漁港へ出かけた。

国崎漁港でサビキ釣り

今回は国崎漁港でサビキ釣りを敢行。当日の潮は小潮で満潮が午前8時39分、干潮が午後4時10分。人気の釣り場なので小潮でも午前の満潮時間は混雑必至だろう。時間をずらして午前の上げ潮狙いの人が帰るのと入れ代わりにサオを出そうとゆっくり出発。

昼前に到着したが、考えが外れてしまった。ポカポカ陽気となったためか、東側の赤灯堤、南堤は釣り人がいっぱいいて驚いた。

国崎漁港ポイント図(提供:週刊つりニュース中部版APC・伊藤拓摩)

南堤と赤灯堤の様子

南堤を見て回ると、あちらこちらで順調にアジが釣れている。足元をのぞき込むと、以前はサッパやカタボシイワシの大群が泳ぎ回っていたが、魚影が見えない。

釣り人に話を聞くと「サッパやカタボシイワシが少なくなってコノシロが多くなってきたね」とのこと。皆さんサオ下ではなくウキを付けたサビキ仕掛けを少し投げ込んで狙っている。ウキがピョンピョン躍り、アジやコノシロがヒットして楽しんでいる。

南堤(奥は赤灯堤)の風景(提供:週刊つりニュース中部版APC・伊藤拓摩)

東側の赤灯堤では足場が高いこともあり、投げサビキ釣りに交じってサオ下狙いの人も多い。南堤と同じくサッパやカタボシイワシは少なく、アジとコノシロがヒットしてにぎやかだ。

赤灯堤の様子(提供:週刊つりニュース中部版APC・伊藤拓摩)

本命アジダブルヒット

どこでサオを出そうかとウロウロしていると、帰り支度を始めた人がいたので声を掛けて入らせてもらった。早速準備をする。プラスチックカゴにコマセを詰め、最初はウキを外してサオ下を狙ってみる。

当日の仕掛け(提供:週刊つりニュース中部版APC・伊藤拓摩)

たくさんの釣り人の集魚効果ですぐにアタリを期待したが、サオ先に反応は出ない。投入を繰り返すと、3回目にブルブルときた。リールを巻くとアジのダブルだ。しかし1匹は途中で外れた。

ポツリポツリとアジのシングルヒットが続く。重い手応えに良型アジを期待したがコノシロ。コノシロはリリースしてアジだけキープしていく。

重い手応えはコノシロ(提供:週刊つりニュース中部版APC・伊藤拓摩)

良型アジが連発

サオ下でアタリが遠のくと、ウキを付けて前方に投げ込む。サオをしゃくってコマセを出すと、ウキがピクピクツンツンと上下運動を繰り返してヒット。外れるなよと祈りながらアジをダブルでゲット。トリプルヒットはないが、シングル、ダブルと釣れると楽しい。

アタリの間隔が長くなっても、投入を続けるとアタリが復活した。ポカポカ陽気でアジの活性は高い。しかし、アジより活性が高いのは釣り人かもしれない。

アジは16~20cm級(提供:週刊つりニュース中部版APC・伊藤拓摩)

最終釣果

アジ釣りを十分に楽しみ、午後3時半すぎにサオを納め、釣り座をきれいに洗い流した。アジは16~20cmを29匹キープした。

ポカポカ陽気でアジの活性は高かった(提供:週刊つりニュース中部版APC・伊藤拓摩)

赤灯堤には注意事項の看板が出ている。当たり前のことだが、迷惑行為はやめ、一人一人がルールとマナーを守って釣りを楽しもう。

南堤の注意事項の看板(提供:週刊つりニュース中部版APC・伊藤拓摩)

<週刊つりニュース中部版APC・伊藤拓摩/TSURINEWS編>

この記事は『週刊つりニュース中部版』2025年4月11日号に掲載された記事を再編集したものになります。

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