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シニア世代の健康維持や体調管理に欠かせないビタミン・ミネラル!1食または1日に取りたい目安量とは?【70歳からおいしく栄養がとれる食事のくふう】

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シニア世代の健康維持や体調管理に欠かせないビタミン・ミネラル!1食または1日に取りたい目安量とは?【70歳からおいしく栄養がとれる食事のくふう】

体の調子を整えるビタミン・ミネラル【70歳からおいしく栄養がとれる食事のくふう】

ビタミン、ミネラルはいろいろな食品から毎日適量をとりましょう

ビタミン、ミネラルは体の機能を維持し、がんなどの病気や老化とも関わりの深い活性酸素が働くのを抑える抗酸化物質を多く含むなど、シニア世代の健康維持や体調管理にはとても必要な栄養素です。ビタミン、ミネラルには多くの種類があり、特に重要なカルシウムのほか、上のイラストのものも大切です。ビタミン、ミネラルのほとんどが体の中で合成できないため、食事からとる必要があります。特に野菜や果物、芋類は不足しやすいので三食に分けて食べましょう。

1日にとりたい野菜類・果物

1食または1日に食べたい野菜、果物の目安量を示しています。

生野菜なら両手にのるくらい、加熱した野菜なら片手にのるくらいです。

リンゴ、ナシ、グレープフルーツ、ブドウは1/2 個(房)、ミカン、柿、キウイフルーツ、バナナなら1 個(本)です。

自宅で作る生野菜だけのジュースならよいですが、市販のものには果汁の割合が多く、糖質が多いものも。糖の摂取量が多くなり過ぎるので注意が必要です。青汁はいろいろな栄養素が含まれていると言われていますが、含有量自体は少ないので、過信は禁物です。本当に必要なら医師から指導があるでしょう。

【出典】『70歳からおいしく栄養がとれる食事のくふう』
監修:特定非営利活動法人 京都栄養士ネット  日本文芸社刊

監修者プロフィール
訪問栄養食事指導で地域の皆様の健康と栄養をサポートする管理栄養士のグループ。メンバーは京都府栄養士会の会員。2018年9月に認定栄養ケアステーションの認定を受け、京都府全域で訪問栄養指導を中心とした活動を行っている。2021年10月より機能強化型栄養ケアステーションに移行認定。在宅で療養されている方を訪問して、その方にあった食事の作り方やどの程度栄養量が摂れているか何を補えばよいかなどを、その方の嗜好や生活環境を大事にしながら、一人ひとりその人にあった形で提案し、実践してもらえる支援を目指し、多職種と連携し活動している。

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