「卵」の食べ方の幅が広がる!野菜と一緒に漬けるだけ“ゆで卵の意外でおいしいレシピ”
卵は焼くだけで朝食の一品にもなる便利な食材です。「いつも同じ食べ方に飽きてしまった……」というときに活用したいレシピをご紹介します。今回は、管理栄養士の関口絢子さんに「卵のピクルス」の作り方を教えていただきます。
教えてくれたのは……管理栄養士・関口絢子さん
料理研究家・管理栄養士・インナービューティスペシャリスト。「健康な体と豊かな心を育む食卓」をテーマに、季節の体の変化や旬の食べ物にフォーカスした食の知恵をお届けします。YouTubeでも体に優しいレシピや知識を発信。
卵はピクルスとしても楽しめる
今回は、卵をピクルスにして食べるレシピをご紹介します。いろいろな野菜と一緒に漬け込みましょう。そのまま朝食の一品として食卓に出したり、サラダのトッピングとしてアレンジすることもできます。
「卵のピクルス」の作り方
材料(2人分)
・卵……6個分
・野菜……なんでもOK
・酢(好みの酢)……150〜200cc
・水……150cc
・みりん……大さじ3
・塩……大さじ2分の1
・ローリエ(カレー粉や粒こしょうなどで代用可)……2枚
・たかの爪……3枚
野菜は、野菜の切れ端などを使うのもおすすめです。今回は、にんじん(3分の1本)、パプリカ(2分の1個)、セロリ(4分の1本)、玉ねぎ(4分の1個)を使っています。きゅうりや大根など、季節の野菜もおすすめです。
準備
卵だけ漬けると、漬け汁がたくさん必要になります。野菜を卵と卵のすき間にうめるように漬けると、漬け汁も少量ですみます。漬ける容器に合わせて野菜を用意してください。
作り方
1.冷蔵庫から出したばかりの卵をゆで卵にすると、割れやすくなります。今回は卵が割れないように、温かいお湯に入れて卵を常温にもどします。
2.にんじんを食べやすい大きさに切り、セロリやパプリカ、玉ねぎも適当な大きさにカットします。
※大きさや切り方は好みですが、野菜を小さめに切った方が早く漬かります。
3.お湯が沸騰したら、お玉などに卵をのせて割れないように鍋の中に入れます。卵のゆで加減はお好みで調節してください。ゆで上がった卵は、冷やしてから皮をむきます。
4.保存容器にゆで卵を入れ、卵のすき間に野菜を詰めていきます。
5.鍋に水、酢、みりん、塩を入れ、好みでハーブやスパイスを加えてください。今回はたかの爪、ローリエを入れました。鍋を火にかけ、沸騰させます。
6.漬け汁が沸騰したら、熱いうちに容器に入れて漬け込んでいきます。ふたをして、3時間ほど常温で放置します。冷めてから冷蔵庫に入れて保存します。
卵のピクルスは翌日から食べられますが、食べ頃は漬けてから3日目ぐらいです。保存期間は冷蔵庫で1週間程度になります。味の変化も楽しんでみてください。
今回は、卵のピクルスをご紹介しました。レタスやツナを合わせて盛りつけると、ニース風サラダとしてアレンジできます。ほかにも卵のピクルスと漬け込んだ野菜を細かく切ってからマヨネーズと合わせるとタルタルソースになるんです。アレンジも合わせて、ぜひ試してみてください。
※こちらの記事は元動画の提供者さまより許可を得て作成しております。
ayako/ライター