包丁でアジを調理「おさかな講習会」
子どもたちが自分で魚をさばいて食する出前講座「おさかな講習会」が21日、赤穂西小学校(池田達哉校長)であり、6年生10人がアジのソテーを調理した。
魚の調理を通して命の大切さや食に感謝する心を育もうと、水産庁長官から「お魚かたりべ」に任命されて魚食文化普及を推進している県漁業協同組合連合会の福永美枝子さんを講師に招いた。児童たちは基本的な包丁の使い方やルールを教わり、福永さんの手本を見学してから、一人に1尾ずつ配られたアジの三枚おろしに挑戦。出刃包丁の扱いに苦労しながらウロコをとって内臓を取り出した。
塩とこしょうで味付けしてフライパンでソテー。焼きたてをほおばった。調理前は包丁を使うことが不安そうだった山本航平君(11)は「教えてくれたようにしたら、うまくさばけた」とうれしそうだった。