オリックス山下舜平大が今季初勝利かけ1カ月半ぶり先発 自身3連勝中の日本ハム伊藤大海と対決
6月30日以来の一軍先発となる山下舜平大
オリックスの山下舜平大が18日、6月30日のロッテ戦(ZOZOマリン)以来、約1カ月半ぶりに一軍の先発マウンドに上がる。
先発陣の柱として期待された今季は、ここまで8試合に登板(先発は5試合)して0勝4敗、防御率6.38と不振。昇降格を繰り返して7月19日には中継ぎとして昇格したが、4登板でいずれも失点を喫し、再び二軍で先発調整に回っていた。
8月にウェスタン・リーグで2度先発。直近では11日のくふうハヤテ戦に登板し、7回92球を投げて3安打無四球無失点の快投。復調の兆しを見せ、中6日で久々の一軍先発に臨む。
日本ハム戦には今季初登板。昨季は2試合に先発して0勝1敗、防御率3.38の成績。被打率.205に抑えていたが、清宮幸太郎には3打数1安打2四球、万波中正には5打数3安打と打ち込まれていただけに今日の登板でも要注意だ。
チームは借金8の5位と苦しんでいるが、現在3連勝で上昇モード。この勢いを背に4年目右腕も今季初勝利なるか注目だ。
2年ぶり2ケタ勝利へリーチの伊藤大海
一方、日本ハムの先発は伊藤大海。プロ5年目右腕は、ここまで19試合に先発してチームトップの9勝(3敗)を挙げ、防御率2.74、QSは13度記録している。前回登板した11日の西武戦(エスコンF)では、7回105球を投げて7安打7奪三振5失点も味方の援護を受け、自身3連勝を飾った。そこから中6日で今日の登板を迎える。
オリックス戦には今季4試合に登板し、2勝1敗、防御率2.96、QSも3度記録。ただ、敵地では3試合に登板して防御率は3.93とやや相性が悪い。前回登板した7月7日の試合でも5.2回9安打5失点で敗戦投手となっている。
チームはこのカード連敗で負け越しが決まった。2試合でわずかに1得点と打線が沈黙しているだけに、エース右腕には粘り強い投球が求められるだろう。リーチをかけている2年ぶりの2ケタ勝利を一気に決めて首位ソフトバンクの背中を追いかけたい。
その他の試合の予告先発は以下の通り。
【パ・リーグ】
楽天・瀧中瞭太-西武・武内夏暉(楽天モバイル)
ソフトバンク・松本晴-ロッテ・種市篤輝(みずほPayPay)
【セ・リーグ】
ヤクルト・石川雅規-広島・九里亜蓮(神宮)
DeNA・A.ケイ-巨人・菅野智之(横浜)
中日・大野雄大-阪神・大竹耕太郎(バンテリンドーム)
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記事:SPAIA編集部