「スター・ウォーズ:アコライト」が続いていればダース・プレイガスが登場していた ─ カイミール役「また戻ってくるかもしれない」
残念ながらシーズン1限りで打ち切り終了になってしまったドラマ「スター・ウォーズ:アコライト」だが、もしも継続されていれば、『スター・ウォーズ』の大きなミステリーの一つであるダース・プレイガスについて、より描き込まれる予定だったそうだ。
ダース・プレイガスとは、あのパルパティーン/ダース・シディアスの師匠であり、フォースを操って生命を作り出すことに成功した重要なシス卿だ。これまで物語の中では伝承的に語られるのみで、彼にまつわる物語はまだほとんど描かれていない。
しかし、ドラマ「アコライト」最終話である第8話では、ついにプレイガスが実写初登場を果たした。ストレンジャー/カイミールとオーシャが惑星ブレンドクから飛び立とうとする場面で、岩陰から彼らを見る不気味な影として姿を見せている。
このドラマに登場したシスのストレンジャーことカイミールはプレイガスの元でシスの技を学んだとされるが、「アコライト」劇中でその過去や背景についてはまだ十分に描写されていない。ドラマは打ち切りとなってしまったが、今後あり得た展開や未解決の謎、ダース・プレイガスとの接点について米に尋ねられたカイミール役のマニー・ジャシントは、「難しい質問です」「どう答えれば良いのやら」としつつ、カイミールとプレイガスの間に「繋がりはありません」と答えた。
設定上、カイミールはプレイガスの元で修行を積んでいるはずなので、ジャシントがどのような意味で「繋がっていない」と答えたのかは曖昧だ。ジャシントはカイミールについて「色々な説がたくさんあるんです。彼(カイミール)は誰なのか?みたいな。彼の真のアイデンティティは不明ですからね」と語り、このキャラクターはまだ語るべき事柄が多くあると話す。「カイミールって、本当にカイミールって名前なのか?とても掘り下げてみたいですね」。
もしも「アコライト」が継続されていれば、「シーズン2か、あるいはシーズン3でプレイガスがもっと出てくるのは間違いなかった」とジャシント。「また復活できるかもしれないから、何も言えません」と期待感も語ったが、「ネタバレしたくないし、間違った希望も与えたくない」と慎重だ。「ただ言えることは、まだ掘り下げることがもっとたくさんあったということですね」。
「アコライト」で高い人気を獲得したカイミール役のジャシントは、本シリーズの打ち切りを悲しんでいた1人。以前のイベントでは、「アコライト」続編を実現させることが目標だと語り、再演への意欲を見せていた。
『スター・ウォーズ』からは新たな3部作の予定も伝えられているが、残念ながらダース・プレイガスが暗躍した時代を描く新作予定は届いていない。かつてパルパティーンがアナキン・スカイウォーカーに説いた“賢人ダース・プレイガス”の全容が明かされる日が来ることを望みたい。Not from a Jedi...
「スター・ウォーズ:アコライト」はで配信中。
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