前回完封の阪神デュプランティエと中12日のヤクルト高橋奎二、対戦防御率0.00同士の先発
19日ロッテ戦で12K完封したデュプランティエ
阪神のジョン・デュプランティエが28日のヤクルト戦(神宮)に先発する。
今季から加入したライス大学出身の秀才助っ人は10試合に登板して3勝3敗、防御率1.66。前回19日のロッテ戦では12三振を奪って来日初完封勝利を挙げ、波に乗っている。
ヤクルト戦は5月3日に登板し、6回を投げて散発4安打無失点に抑えて勝ち投手。サンタナは抹消されたが、オスナの前に走者を出さないことが重要だろう。
チームは交流戦8勝10敗と負け越したが、セ・リーグ首位は堅持。V奪回のためにはオールスターまでにできるだけ貯金を増やしておきたい。
4月8日の阪神戦で8回3安打9奪三振無失点だった高橋
一方、ヤクルトは高橋奎二が先発する。今季は4試合で2勝1敗、防御率2.35。前回15日のロッテ戦から中12日でのマウンドだ。
上半身のコンディション不良で4月12日に登録抹消され、二軍で3試合の調整登板を経て6月8日に一軍復帰した。蒸し暑い季節となり、持ち前のキレのいいストレートを投げ込めるか、コンディション調整もカギを握りそうだ。
阪神戦は8回3安打9奪三振無失点で勝ち投手となった4月8日以来2度目の先発。阪神打線は上位から息を抜けないだけに、まずは立ち上がりに注意したい。
交流戦は5勝12敗1分けで最下位だったヤクルト。借金は膨らみ、5位・中日にも大きく引き離されているが、首位叩きで意地を見せられるか。
その他の試合の予告先発は以下の通り。
【セ・リーグ】
巨人・F.グリフィン-DeNA・T.バウアー(東京ドーム)
中日・涌井秀章-広島・玉村昇悟(バンテリンドーム)
【パ・リーグ】
西武・隅田知一郎-日本ハム・山﨑福也(ベルーナドーム)
ロッテ・石川柊太-ソフトバンク・上沢直之(ZOZOマリン)
オリックス・田嶋大樹-楽天・M.ヤフーレ(京セラドーム大阪)
【関連リンク】
・プロ野球AI勝敗予想
・SPAIA独自選定の交流戦野手MVPはDeNA筒香嘉智、5本塁打で12球団最高のwRAA9.1
・プロ野球セ・パ交流戦の通算成績、年度別優勝チームとMVP
記事:SPAIA編集部