バレーボール女子日本代表・古賀紗理那が現役引退を発表 パリ五輪が最後の雄姿「バレーボール人生の全てを懸けて戦います」
主将として挑むパリ五輪をもって現役引退
バレーボール女子日本代表の古賀紗理那は9日、自身のインスタグラムでパリ五輪後の現役引退を電撃発表した。
手書きのメッセージで「いつも沢山の応援・サポートありがとうございます。皆様にご報告です」からはじまった投稿。そこに続いたのは、「パリオリンピック2024をもちまして、現役を引退することにしました」という衝撃の一文だった。
古賀はNECレッドロケッツに所属する28歳。高校2年時の2013年に16歳にして日本代表デビューを果たし、2018年以降は日本代表に定着。2021年の東京五輪にも参戦した。
2022年に荒木絵里香が引退して以降はキャプテンとして日本代表を牽引。今夏のパリ五輪に向けても「(東京五輪より)パリ2024オリンピックの方が自信を持って臨めると思います。スパイクとゲームメイクに注目してください」と意気込みを語っていた。
その大一番が目前に迫る中で下した大きな決断。投稿は「小学2年生からバレーボールを始め、“もっとバレーボールが上手くなりたい!”の一心で皆様の力を借りながら28歳まで続けることができました。全ての経験と出会いが今の私を作ってくれました。本当に感謝しています」と続き、最後は「パリオリンピック後に引退会見を予定しています。パリオリンピックにバレーボール人生の全てを懸けて戦います。最後まで応援よろしくお願いします」と決意表明で締めくくった。
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記事:SPAIA編集部