米ディズニー、ロサンゼルス山火事被害に1500万ドル寄付
米カリフォルニア州ロサンゼルスで続く山火事被害を受けて、ウォルト・ディズニー・カンパニーは初期および即時対応、再建取り組みとして1,500万ドル(約23億円)を寄付するとした。
米バイデン大統領が「州の歴史で最悪の山火事」と述べるこの災害では、少なくとも11名の死亡が確認された。焼失面積は35,000エーカー(約141平方キロメートル)以上、これは山手線内側の2倍以上に相当する。被害総額は推定で1,500億ドル(約22兆円)。
ディズニーは米国赤十字社、ロサンゼルス消防局財団、ロサンゼルス地区フードバンクなどを中心としたエッセンシャル・サービスを支援する。また、火災の影響を受けた従業員の安全と福利のため24時間体制で取り組みを行なっているところであり、今後さらなる従業員救済基金を充てる予定であると伝えた。
ディズニーCEOのボブ・アイガーはこの未曾有の事態に対し、「この信じられないような壊滅的な被害からの回復と再建に向け、地域社会と従業員を支援することに全力を尽くします」と宣言。「ウォルト・ディズニーは彼の無限の想像力だけを頼りにロサンゼルスにやってきました。そして、この地を本拠地と定、夢を追い求め、世界中の多くの人々に大きな意味を持つ素晴らしいストーリーテリングを創造することを選びました。この必要な時に、強く活気あるコミュニティに支援を提供できることを誇りに思います」。
焼失被害はハリウッド俳優の多くが暮らす地域で起こっており、数多くの著名人らが邸宅を失った。『トップガン マーヴェリック』(2022)のマイルス・テラーも自宅を焼失しており、妻のケリー・スペリーは灰と化した惨状をSNSで伝えた。「(避難の瞬間に)ウェディング・ドレスも掴んでいれば……、もっとこうすべきだったという思いですが、そんなことは問題ではありません。どうか無事で。言葉もありません。ファースト・レスポンダーとして戦ってくださった方々に感謝」。
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