中川中2年 小泉さん 「横浜市長賞」を受賞 給食メニューコンクール
横浜市教育委員会が主催する「中学校給食メニューコンクール」が行われ、中川中学校(増田友昭校長)2年生の小泉結愛(ゆめ)さんが「横浜市長賞」を受賞した。
同コンクールは、中学校給食の推進や食育などを目的に、市内の中学生から給食メニューを募集し、優秀な献立を表彰するもの。5回目となる今回は、9808人が参加し、優秀賞10点と特別賞2点、入賞576点が決定した。
小泉さんは、自身が昨年「夏バテ」になった経験から、「夏の部活動で夢や目標に向かって、最後まで諦めないために」と、6つの基礎食品群を意識しながら献立を考案した。
献立名は「ネバーギブUP!夢を応援給食〜夏を元気に過ごそう!〜」。主菜の「豚肉と野菜のしょうが焼き」に、「オクラとしらすのおかか和え」、「りんごとさつまいものミルク煮」などの副菜、「豆腐とわかめのみそ汁」の汁物など計5品で構成されている。
「スタミナがつく主菜と食べやすさと彩りが魅力の夏野菜を使った副菜がポイント。オクラのネバネバの主成分は夏バテ対策にも効果があり、献立名の『ネバーギブUP』ともかけて考えた」と工夫点を明かした。小泉さんは「実際に給食のメニューになって、友だちや後輩に食べてもらえたらうれしい」と期待を口にした。