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「トム・クルーズは役者として過小評価されている」と名優ケネス・ブラナー、「演技の黄金時代はこれから」

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『トップガン』『ミッション:インポッシブル』シリーズをはじめとする数々のヒット作や、映画業界全体への貢献を含め、トム・クルーズがトップスターであることに異論がある人はそういないだろう。しかし、そうだとしても過小評価されているのではないか──。『ワルキューレ』(2008)にて、クルーズと共演した名優ケネス・ブラナーはそう考えているようだ。

映画製作や、プレミア上映などでイギリスとも深く関わりのあるクルーズは、英国映画協会による、映画やTV文化への傑出した貢献を讃えるBFIフェローシップ賞のが決定している。受賞に先立ち、英国の重要な映画人であるブラナーが、紙にてクルーズについて語っている。

「もし彼(クルーズ)がアクションで世界を驚かせることに飽きたら、彼を映画スターとしてしか見ていない人を驚かせることになるでしょう。彼が『ミッション』や『トップガン』でやったことは唯一無二、映画館で素晴らしい時間を過ごしてもらおうという真剣な意図に満ちた映画的エンターテインメントです。しかし、彼は役者としては過小評価されている。演技の黄金時代がこれから来ます。」

演劇界でウィリアム・シェイクスピア作品などを多数演じ、高い評価を受けてきたブラナー。近年は『ハリー・ポッターと秘密の部屋』(2002)や『ダンケルク』(2017)(2023)、『オリエント急行殺人事件』(2017)などのエルキュール・ポアロ役などで知られるほか、(2011)や『シンデレラ』(2015)『ベルファスト』(2021)など監督作も多く、経験豊富なブラナーらしい視点のコメントだ。

ちなみにブラナーによると、「クルーズは伝統的なイギリスのパブで何度も夜を楽しんできた」そう。「彼は静かな一角を見つけ、その場の雰囲気を楽しみ、目撃されてもいつも礼儀正しく振舞うんです。彼は自然に笑い、自分のやっていることをとても楽しんでいます。そしてそれが伝染していくんです」。

2025年5月23日の公開が近づく最新作『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』も、すでに怒涛のアクションやスタントが話題となっており、予想以上の内容に期待せずにはいられない。ただしブラナーいわく、演技の黄金時代は到来していないとのこと。2026年にはアレハンドロ・G・イニャリトゥ監督との初タッグ作品(タイトル未定)が控えているが、その予言は的中するか? まだまだクルーズの活躍から目が離せない。

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