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【西武】野村大樹選手インタビュー 「ファンが打ってほしいと思うところで打てるような選手になりたい」

文化放送

7月31日放送のライオンズナイターでは、ZOZOマリンスタジアムで行われたロッテ13回戦の試合前に、埼玉西武ライオンズの野村大樹選手にインタビューした模様を放送した。移籍してからここまでのことを振り返ってもらった。

――ライオンズに移籍して前の試合(ロッテ12回戦)で16試合目の出場になりましたが、バッティングの手応えはここまでいかがですか?
野村「いい当たりを捕られたりすることも多かったり、自分がベースを踏んでいないこともあったりで打率がまだ上がってないので、もう少し打率を上げて、得点圏では今のまま打ちたいなと思います」

――非常に振りが強く、打球も速くて鋭い印象があるのですが、そのあたりはいかがですか?
野村「元々ホームランバッターではないと思っていて、低く、間を抜くような強い打球を練習から意識しているので、そこは自分の求めているバッティングの理想像なのかなと思います」

――どういう感じで打球が飛んでいくのが理想の打球だと思いますか?
野村「前の試合の1打席目(レフトへのツーベースヒット)みたいな、追い込まれてからでもコンパクトに振って、外野の横を抜ける当たりや、バックスピンをかけてしっかりと内野の頭を越して長打になる当たりはすごく自分の中でいいバッティングかなと思います」

――ここまで得点圏打率が.417、16試合に出場し9打点ということで、打点を稼いで勝負強さを見せていると思うのですが、そのあたりはいかがですか?
野村「ホークスに入団したときも、1番最初に『打点王になりたい』という目標を掲げていたので、他の選手が打点を稼いでいる姿を見ても魅力的だと思いますし、自分もファンの方がここで1点欲しいなというときに打てるような選手になりたいですね」

――7月10日に移籍後初安打。そして7月20日の古巣ホークス戦で移籍後初ホームランをマークしました。それぞれいかがでしたか?
野村「初安打のときは、2試合ノーヒットでベース踏み忘れということもあったので、すごく嬉しかったです。ホームランは相手が古巣ということもあって、あの試合すごく燃えるものがあったので、勝てたことも嬉しかったですし、ホームランという最高の形で先制点を取れたので、ファンの方の声援も含めてライオンズに来たという実感がすごく湧きました」

――ホームランを打ってベース1周しているとき、野村さんの一挙手一投足に感情が表れた感じがしました。
野村「本当に嬉しかったので、もっとゆっくり1周したかったのですが、早くホームに帰りたいという思いが強くてあまり覚えてないですけど、嬉しかったです」

――いよいよ夏場に入ってこれから佳境に向かっていきますが、ライオンズに移籍してどういう選手になっていきたいですか?
野村「打点を稼げる選手になりたいですし、ファンが打ってほしいと思うところで打てるような選手になりたいなと思います」

※インタビュアー:高橋将市アナウンサー

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