「義」×「愛」の一杯を届けたい! 上越愛麺会が被災地でラーメン炊き出しへ
能登半島地震で被災した石川県珠洲市の人たちを元気づけようと、上越市内のラーメン店で作る「上越愛麺会」が8月31日(土)に現地で炊き出しをします。会ではラーメン300食を振る舞い、「食べた人にホッとしてもらいたい」と話しています。
炊き出しをするのは、上越市内の18のラーメン店が加盟する「上越愛麺会」です。ことし1月1日、能登半島地震のあと、被災地を支援しようとポスターを作り、2月から募金箱をそれぞれの店に3か月間置きました。また、これとは別に炊き出しをすることになりました。
上越愛麺会 土肥正春 さん
「(上越から)輪島市、七尾市は炊き出しに行っていると聞いているので、あまり行っていない珠洲市に行こうと。あすは我が身ではないが、困ったときはお互い様」
被災地では、愛麺会のメンバーで大潟区の「GOGO宝来軒」がイベント限定で提供している背脂生姜醤油ラーメンを300食限定で振る舞います。食材をはじめ、はしや容器などは加盟店などで出しあいました。愛麺会が炊き出しをするのは初めてです。
上越愛麺会 土肥正春 さん
「義の心で行く、『義・愛の一杯』。ショウガを使っているので体が温まる。心がホッと温まってほしい。できる限り、一杯でも多く出したい」
炊き出しは8月31日(土)、珠洲市三崎町の公民館で行なわれます。当日は愛麺会に寄付されたもち米を使い、おこわも振る舞われます。
また募金は9月、能登半島地震の被災地に寄付するということです。