今、石破総理が辞めたらアメリカと交渉できなくなる
今回の参院選で自公は大敗。去年10月の衆院選から連敗となった、が石破総理は続投の意向を表明。7月22日「長野智子アップデート(文化放送)」では、双日総合研究所エコノミストの吉崎達彦が今後のアメリカとの向き合い方について語った。
長野「石破総理は続投の意向ということですが、いかがでしょうか?」
吉崎「私は石破さん、お願いだから続けて。そうでないと日本はどうしようもない政治空白ができるし、対米交渉ではアメリカ側が困るというか、こんな国、もう交渉しなくていいんだって話になっちゃう。その結果、日本の産業界が痛むわけなんで石破さんを応援します。ですが、一方でこうやって政治の世界において、辞めちゃいけないという理屈と辞めるべきだという感情が交錯した時って必ず感情が勝つんです。今まで見てきて、ずっとそうだったし、今度もそうだろうなと思うんで、私は“石破さん応援”だけど、私の応援はどこかで力尽きるんだろうなと思っています」
長野「メディアも毎日のように“続投か?”って言って批判集中をずっとやっているから空気がどんどんそっちのほうに流れていくっていうのは感じますよね。私も吉崎さんと一緒で今回の参議院選挙の結果っていうのは石破政権の半年というよりも、その前ですよね。裏金問題、森友問題もありました。色々な積み重ねの中で今回がきているという中で、次に誰が出てくるんですかっていう話になると、もうちょっと石破総理が石破総理らしい政策をやる。そういうところを見てみたいなと思います」