丸山サンビーチ駐車場 また過大徴収
自動精算機のプログラムの不具合で一部の利用者から駐車料を過大に徴収していた尾崎の丸山県民サンビーチ駐車場で、運営会社がプログラムを変更したにも関わらず、再び過大徴収が発生していたことが利用者からの情報提供でわかった。
赤穂市から運営を委託されている「アマノマネジメントサービス」によると、11月22日から23日または24日にかけて駐車した利用者に対し、平日料金(24時間上限500円)を請求すべきなのに土日祝日料金(同1800円)を徴収。23日が祝日だった関係で、プログラムの変更が反映されていなかったのが原因という。
過大徴収したのは23日に出庫した19台と24日出庫の3台で計22台。26日までに「料金を多く支払った」などの問い合わせが5件あり、うち1件は返金処理したという。同社は引き続き、過大徴収が確認できた利用者への返金を進めるという。
同駐車場をめぐっては、今年10月に土日祝日料金が設定されて以降、平日料金を適用すべき利用者の一部に土日祝日料金を請求する不具合が発生。運営会社が「過大請求が起きないようにプログラムを変更した」としていた。
12月1日から翌年3月31日までは曜日を問わず一律24時間上限500円の料金設定となる。同社は「来年4月までにはプログラムを修正したい」と話している。