奈良女子大学 記念館一般公開(5/1〜7)
奈良女子大学 記念館一般公開
奈良女子大学にて5月1日(木)〜7日(水)までの期間、『奈良女子大学 記念館一般公開』が開催されます。
平成6年(1994年)12月27日に守衛室(附 正門)とともに国の重要文化財に指定されたことを受け、平成9年(1997年)春からは記念館を広く一般に公開しています。
これにより、重要文化財に対する理解と認識を得るとともに、開かれた大学として地域との連携を深めることを目指しています。
さらに、本学所蔵の貴重な資料等を展示・公開することにより、地域文化の発展・向上に寄与することを目的に、毎年春と秋の2回、記念館一般公開(入館無料)を開催。
これまで⼤切に扱ってきた記念館ですが、外壁の劣化等への対応のため、2025年8⽉から、改修⼯事の実施が決定。
改修工事とあわせて、教育資料・標本の保存環境等の整備も行うこととしており、一連の改修・整備事業である『奈良⼥⼦⼤学記念館改修プロジェクト』に本学⼀丸で取り組みます。
改修⼯事前最後の⼀般公開にぜひお越しください。
展示内容
■文学部•岡澤禎華氏ご寄贈作品
奈良⼥⼦⼤学⽂学部は、前⾝の奈良⼥⼦⾼等師範学校時代よりさまざまな資料を教育標本として収集してきました。令和6年、同じように学⽣の教育・研究に資する貴重な資料として、岡澤禎華⽒の写経作品群48点を岡澤家よりご寄贈賜りました。今回はそのことを記念してご寄贈作品6点を展⽰します。
■理学部●剥製標本、骨格標本、液浸標本
奈良⼥⼦⼤学では、開学当初からの剥製標本、⾻格標本、液浸標本など、多数保存されています。これらは普段⼤切に管理されるとともに、授業や研究活動において、活⽤されています。記念館の⼀般公開では、これらの標本の⼀部を展⽰します。
■生活環境学部●奈良女子大学の裁縫教材研究
奈良⼥⼦⼤学には、前⾝である奈良⼥⼦⾼等師範学校以来の⻑い被服教育の歴史があり、多くの教材や作品が残されています。昭和初期頃(⼀部戦後)までを対象に、実物と同じデザインと縫い⽅で⼨法のみ縮めた裁縫雛型、パーツ縫いや仕末法を伝授するための⾒本教材、素材研究や教材⼊⼿のための布⾒本や⽷⾒本などを展⽰しています。
■工学部●PBL(創造的課題解決型演習)の1、2回生の成果
奈良⼥⼦⼤学⼯学部は、⼥⼦⼤学初の⼯学部として令和4年に誕⽣しました。現代社会が必要としている創造的エンジニアの育成を⽬標としています。⼯学部では、基幹科⽬である「PBL(創造的課題解決型演習)」の授業の作品を展⽰します。1、2回⽣が取り組んだ成果を是⾮、ご覧下さい。
施設情報
名称:奈良女子大学
ふりがな:ならじょしだいがく
住所:奈良市北魚屋東町
TEL:0742-20-3204
イベント概要
開催期間:2025年5月1日(木)〜2025年5月20日(火)
開催時間:9:00~16:30(入場は16:00まで)
開催場所:奈良女子大学(奈良市)
料金:観覧無料
お問い合わせ:奈良女子大学 総務課広報・基金係
メール:somu02@jimu.nara-wu.ac.jp