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山下みどり台小学校4年1組 手作り石けんを配布 世代越え交流深める

タウンニュース

廃油を再利用して作った石けんを手渡す児童(左)

山下みどり台小学校4年1組の児童約20人は2月5日、西八朔町にあるみどり台自治会館を訪問し、同館で開かれている高齢者向けの親睦会「友愛サロン」の参加者たちに、手作りの石けんなどを配布した。

手渡した石けんは昨年12月、山下エコ生活を考える会(上田クニ江会長)の協力で、子どもたちが廃油を再利用して手作りしたもの。上田会長によると、ここ数年、青葉区内にある飲食店が廃油の提供に協力しており、児童はこうした廃油から地球環境に優しい石けんを作成した。

同会館を訪問した児童は、サロンの参加者たちと『北風小僧の寒太郎』の歌を一緒に歌ったり、『茶つみ』の歌で手遊びを楽しんだりして交流を深めた。

また、児童と参加者たちは、互いへの感謝の気持ちを込めた手紙を書いて贈り合った。手紙に「手遊びをしたとき、笑顔を見ることができてうれしかったです」と書いた児童や、「小さい頃を思い出して、涙が出そうになりました。ありがとう」としたためた参加者もいた。

同サロンの参加者の一人は「楽しかった。子どもたちから元気をもらいました」、上田会長は「子どもが一生懸命に作った石けんを渡せて良かった。皆さんが楽しんでいただけてうれしい」と話していた。

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