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聴く人の心をゆさぶる美しい音色!札幌コンサートホールKitaraのパイプオルガン【まいにち金メダル】

SASARU

すてきな人や魅力的な場所など、札幌にあふれている「金メダルを贈りたい人」を紹介する番組「いい人、いい街#まいにち金メダル」。
今回は2024年6月16日に放送された第58回の内容をご紹介します。

オープンから27年間、Kitaraで美しい音色を奏で続ける

今回のまいにち金メダリストは、札幌コンサートホールKitaraのパイプオルガンです。

「札幌コンサートホールkitaraは今年で27周年。オープンしてから27年間、パイプオルガンはいつも素敵な音楽を私たちに届けてくれています」と話すのは、公益財団法人 札幌市芸術文化財団の三好珠貴さん。

4976本ものパイプから響く音はまるでオーケストラのよう!

このパイプオルガンは、アルフレッド・ケルン社というフランスのオルガン制作会社が2年の歳月をかけて製作したもの。鉛とすずの合金で作られた4976本のパイプで構成され、高さは12mにもなります。

「するどい音色からやわらかい音色まで、オルガン1台でオーケストラの演奏を聞いているかのように幅広い音を聞くことができるのが、パイプオルガンの魅力だと思います」と三好さん。

「いつも素敵な演奏ありがとうございます。これからも宜しくお願いします」と、三好さんからパイプオルガンへ金メダルが贈られ、第24代札幌コンサートホールKitara専属オルガニストのウィリアム・フィールディングさんが受け取りました。

多様な音色が音楽家に無限の可能性を与えてくれる

「このオルガンを演奏できてとても光栄です。驚いたのはホールの美しさだけでなく音色の多様性です」とウィリアムさん。

写真はオルガンの音色を調整する「ストップ」と呼ばれるスイッチのようなもの。手鍵盤の両サイドに設置されています。

「たくさんの音色の選択肢があるので、演奏する音楽家に無限の可能性を示してくれます。
観客の皆さんには柔軟な心で、他の楽器とは違うオルガンならではの魅力を楽しんで欲しいですね」とウィリアムさんは語ってくれました。

あなたもさっぽろの街や人の、いいところやいいことを見つけて、金メダルを贈り合ってみませんか。

いい人、いい街♯まいにち金メダル
UHB 毎月第1・第3日曜日 あさ6時25分~6時30分放送
Instagram @mainichi_kinmedal
あなたが知っている、笑顔になれるSAPPOROを「#まいにち金メダル 」で世界に発信しています。情報もお待ちしています。

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