お弁当にぴったり!冷めても固くならないグラタンレシピ
固くならない!お弁当用グラタン成功のポイント
コツ・ポイント
ホワイトソースは緩めに作る
マカロニは標準時間でゆでる
コーン缶やツナ缶などの冷凍保存に向いた食材を使う
粉チーズ+パン粉で焼きたてを再現
ホワイトソースは緩めに作る
冷めたときでもおいしく食べられるコツは、ホワイトソースより少し緩めに作ることです。ソースを伸ばすときに、少しずつ牛乳を加えてとろみを調整するのがポイント。
マカロニは標準時間でゆでる
マカロニは標準時間でゆでましょう。ホワイトソースに入れて煮込むため、トータルでのゆで時間は若干長くなります。マカロニがやわらかく仕上がると、冷めたときにおいしさを感じやすいです。
コーン缶やツナ缶などの冷凍保存に向いた食材を使う
冷めてもおいしい食材は、コーン缶やベーコン、ツナ缶、ほうれん草があります。反対に、じゃがいもや豆腐は冷凍保存すると食感を損ねるのでお弁当用には不向きです。
粉チーズ+パン粉で焼きたてを再現
とろけるチーズを焼いたときのサクサク感をパン粉で演出。とろけるチーズは冷めると固まるので、コクと風味は粉チーズで作ります。
オーブンやトースターで加熱するのが定番の作り方ですが、あえて焼かないことでグラタンの表面が固まりすぎず、冷めても美味しく食べられますよ。
お弁当にぴったり。冷めてもおいしいグラタンレシピ
調理時間:20分
保存期間:冷凍で2週間
お弁当のおかずとして人気の高いグラタン。市販のグラタンだと飽きがくる、好みの具材を入れたいと思ったときにぴったりなレシピです。お弁当用のカップに入れて保存しておけば、いつでも食べられて重宝します。
家庭にある調味料で意外と簡単にホワイトソースを作れますよ。できたてはもちろん、冷めてもおいしいグラタンのレシピをマスターして作ってみましょう。
材料(お弁当カップ6〜8個分)
マカロニ:30g
コーン缶:30g
ベーコン:4枚
玉ねぎ:1/8個
牛乳:200cc
薄力粉:10g
粉チーズ:大さじ2杯
コンソメ:小さじ1/2杯
塩:少々
粗挽き黒こしょう:少々
パン粉:適量
バター(有塩):10g
下ごしらえ
食材を切る、ゆでる
・マカロニは表示された時間にゆで、ザルにあげる
・玉ねぎは薄切りにする
・ベーコンは細切りにする
作り方
玉ねぎとベーコンを炒める
深めのフライパンにバター5gと玉ねぎ、ベーコンを入れます。中火でしんなりするまで炒めます。
薄力粉を入れる
ザルで振るいながら薄力粉をフライパン全体に加えます。振るわずに入れるとダマができやすいので注意しましょう。
木べらで粉っぽさがなくなるまで全体をよくかき混ぜます。
牛乳を数回に分けて入れる
弱火にし、牛乳を数回に分けて加えます。初めは少量ずつ入れ、とろみが出て全体と馴染んできたら続けて牛乳を加えます。
牛乳が全量入ったらダマがないか確認しながらよくかき混ぜます。
マカロニ、コーン缶、調味料を加える
マカロニ、コーン缶、コンソメ、塩、粗挽き黒こしょう、バター5gを入れて全体をよく混ぜ合わせます。
粉チーズを加えてとろみが出るまで煮込む
粉チーズを加えてかき混ぜ、とろみが出てきたら火を止めます。お弁当用カップに盛り付け、パン粉を散らして完成です。
よくある質問
お弁当用の固くならないグラタンは保存できますか?
冷凍で2週間保存可能です。電子レンジ対応の紙カップやシリコンカップに入れて粗熱が取れたらラップをして冷凍庫で保存します。お弁当に入れるときは、自然解凍か電子レンジ600Wで1分ほど温め直しましょう。
アルミカップは電子レンジ非対応なので注意してください。
お弁当にグラタンを入れる際のポイントはありますか?
雑菌が繁殖しないよう、グラタンが冷めてからお弁当箱に入れましょう。
お弁当にぴったり。固くならないグラタンを作ろう
子どもも大人も嬉しくなるグラタン。冷めても固くならないグラタンが自宅で作れるようになると、好きな具材や味付けのアレンジもできますよ。冷凍保存も可能なので、作り置きして普段のお弁当に活用しましょう。
※電子レンジはお使いの機種によって加熱時間が異なります。様子を見ながら加熱時間を調整してください
ライター:ひらおかゆうか(料理研究家/管理栄養士)