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神戸では絶対外せない、ヨーロッパの邸宅のようなお店に並ぶ名店出身のシェフが独自のアイデアで焼くパンがずらり!【サマーシュ】(兵庫県・神戸市)

パンめぐ

ヨーロッパの邸宅のような佇まいも素敵

神戸の中心地、三宮から北に向かって坂道を登ってゆくこと約10分、お洒落なお店が立ち並ぶ北野の街にある通称「パールストリート」と呼ばれる通りに出ます。
このパールストリートは、通り沿いに約220社の真珠関連業者が集まってることからその名が付いたようです。今でも神戸は世界で流通する真珠の約70%を選別加工しているそうです。

そのパールストリートにはイタイアのチョコレートショップ「カファレル」や、神戸No.1パティスリーと言われる「ラヴニュー」など名店が建っていますが、サマーシュもパールストリートの一角にあります。
入り口には門があり、店名が表示されています。

門をくぐって通路を更に進むと、左手にイートインスペースが見えてきます。そして正面がお店になっていますが、まるでヨーロッパの邸宅のような瀟洒なつくりです。

オーナーシェフの西川功晃(にしかわたかあき)さんは、広島アンデルセン、オーボンビュータン、ビゴの店やフランス修業などを経て、神戸の名店「コムシノワ」でブーランジェとしてご活躍されて、2010年にこのサマーシュをオープンされています。2018年に一度休業してリニューアルオープンしています。
私が以前伺ったのは2017年ですが、パンのラインナップもかなり変わっていました。

店内には大きな台が置かれていて、その上にハード系から食パン、調理パン、菓子パン系などがずらりと置かれています。
台の前に仕切りのバーがあって、その手前でパンを見ながらオーダーする対面販売になっています。

台の左側は、バゲットから始まって食パン系や菓子パン系です。

そして台の右側はハード系やクロックムッシュなど。カンパーニュにロゼワインを加えたり、豆乳クリームを生地に入れたフランスなど、独創的で魅力的なパンがたくさんあります。

かなり迷いましたが、4品購入しました。

【購入したパン】

*セザムノワール・マスカルポーネ(画像左)

黒ゴマペーストと黒ゴマ、白ゴマ、クルミがたっぷりと入ったパン。胡麻がアクセントになっています。

*カンパーニュロゼ・レザン(画像右)

ロゼワインが生地に織り込まれていて、更に中にはぶどうがぎっしり!ワインとぶどうとで正にぶどう尽くしです。ぶどうはとても瑞々しかったです。

*桃とレモンのブレッド

クラムはソフトで、レモンと桃がとても爽やかに香ります。

*豆乳クリーミーフランス

前述の通り、生地に豆乳クリームが入ったフランスパンです。豆乳の自然な甘さを感じますが、クラストはカリっとしていてクラムは柔らかめでした。

神戸に行ったら外せないパン屋さんです。

SHOP INFORMATION
【店名】サマーシュ(Ça marche)
【住所】兵庫県神戸市中央区山本通3-1-3
【電話番号】078-763-1111
【営業時間】10:00~18:00
【定休日】月・火・水

※写真の商品の種類、価格は、2025年10月現在の情報となります。
※営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗もしくはSNSなどでご確認ください。

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