阿久和南部民児協 厚労大臣表彰に輝く 高齢者や子育て世代支援
瀬谷区の阿久和南部地区民生委員児童委員協議会が2024年度、民生委員の優良活動団体として厚生労働大臣から表彰された。2月27日には阿久和地域ケアプラザで伝達式が開かれた。
厚労省は毎年度、社会福祉やボランティアの発展に貢献した個人・団体を表彰している。今年度は全国で個人898人、206団体が受賞した。
同協議会は03年、瀬谷区第6地区民児協が阿久和の北部と南部に分割されるかたちで発足。現在は17人が所属している。
分割前から20年以上続けられているのが、「高齢者食事会」と「子育ておしゃべり会」だ。独居高齢者が対象の食事会は委員手作りの食事とボランティアのレクエリーションが好評で、来場者の状況を把握する機会にもなっているという。おしゃべり会は育児中の母親や未就園児が集う場所として運営され、子育て情報も発信している。
27日は瀬谷区の植木八千代区長から鈴鹿茂会長=人物風土記に関連記事=に表彰状が手渡された。鈴鹿会長は受賞について歴代委員を含めた功績であることを強調し、「これからも1つのチームとして取り組みましょう」と呼びかけた。