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平屋のガレージハウスの気になるメリット・デメリットを解説!

リブタイムズ

平屋のガレージハウスの気になるメリット・デメリットを解説!

「平屋のガレージハウスを建てたいけど、注意点も知っておきたい」
このようにガレージハウスに憧れつつもデメリットが気になる方も多いのではないでしょうか。

ガレージハウスは非常に便利ですがデメリットもあります。そこでこの記事では、平屋のガレージハウスで後悔しないためのメリットやデメリットを解説します。

平屋のガレージハウスのメリット8選

ここでは平屋にガレージが併設された平屋のガレージハウスのメリットについて解説します。

1.天候に左右されないシンプルかつ便利な生活導線が実現

ようやく買い出しを終えて帰ってきたと思えば、雨の中で荷物を下ろして、自分も商品も雨で濡れてしまった・・・多くの方が経験したことがあるのではないでしょうか。

しかし、ガレージハウスであればそのような経験を今後することなく荷物を積み下ろしできるようになります。ガレージに勝手口を設けてリビングやキッチンに直接行けるようにすると、車を降りてから家に入るまでの動線が非常にシンプルなものに。また、パントリーをつくって直接行けるようにするのも便利です。

このように天候に関係なく荷物の積み下ろしができるようになるのは、ガレージハウスだからこそ実現できる、最大のメリットのひとつといえます。

2.外観にインパクトがある

ガレージハウスのメリットは利便性だけに限ったものではありません。

もともと平屋は構造上シンプルな見た目になりがちです。飾り気のないシンプルな見た目も平屋の魅力のひとつではありますが、物足りなく感じる方もいるかもしれません。

しかし、ガレージを併設してガレージハウスにすれば、見た目の印象は大きく変わります。ガレージを併設することで見た目の存在感が増したように見えるのです。

3.愛車を風雨から守れる

愛車が風雨に晒されることに抵抗を感じつつも、予算の関係上しかたなく簡易的なカーポートをつくったり、屋根がない月極の駐車場を借りたりしていませんか。


ガレージハウスであれば構造がしっかりしているため、風雨に晒すことなく愛車を停めておくことができます。愛車を風雨からしっかり守りたい方にもガレージハウスは非常におすすめです。

4.天候や季節関係なく愛車の手入れがしやすくなる

「休日だから愛車の掃除をしたいのに雨が降っててできない」
「真夏の直射日光の下、愛車の手入れをする気がおきない」
そのような方にもガレージハウスはおすすめです。

勝手口から一歩出れば屋根付きの駐車場になっているため、雨に濡れることも直射日光に当たることもなく、自分の好きなタイミングで車の手入れができます。

5.愛車の盗難防止効果もある

ガレージハウスは盗難防止効果も期待できます。家と駐車場の距離が近いため、盗難に遭いにくいのです。また、シャッターも設置すれば、防犯効果はさらに高まります。

6.ガレージ以外の活用方法もある

ガレージは駐車場以外にも活用するとさらに利便性が増します。たとえば、子ども用の遊び場にすることも可能です。

猛暑や悪天候でお子様を外に連れ出せないときにガレージで遊ばせてあげられるのは非常にうれしいポイントではないでしょうか。ガレージでビニールプールを広げたり、シートを敷いてピクニック気分を味わいながらお弁当を食べたりするのもいいですね。

また、友人や親戚を招待してバーベキューをするときなどもテーブルをガレージ内に設置すれば天候関係なく食事を楽しめます。

このようにガレージ以外の活用方法を考えてみるのもおすすめです。

7.愛車をいつでも身近に感じられる

愛車を眺めたり、手入れしたりするのが好きでたまらない。ガレージハウスに憧れを抱いている方にはそのような方も多いのではないでしょうか。実際にガレージハウスをつくる方には愛車をいつでも眺めていたいからという理由で、リビングやキッチンにガレージをつなぐ窓を設ける方も多くいます。


「趣味の延長線としてガレージハウスを建てる」そのような贅沢を体験できるのもガレージハウスならではの魅力です。

8.固定資産税を抑えられる

最後にガレージハウスの意外なメリットについても解説します。じつはガレージハウスには固定資産税を抑えられるというメリットもあるのです。

固定資産税は家の広さだけでなく、住宅の内装に使われている素材などにも加算的に課税されていきます。一般的にリビングやキッチンにはさまざまな素材が使われているため、固定資産税の課税対象が増えます。

一方、ガレージは基本的にはシンプルな内装になるため、課税対象はあまり多くはありません。このように同じ広さの平屋を立てる場合、その一部をガレージにすることで固定資産税を抑えられるのです。

ただし、ガレージを併設するのではなく、カーポートを別途設置する場合は家屋と見なされないため、そもそも固定資産税の課税対象にはなりません。総合的にどちらがお得かはハウスメーカーの方としっかり相談して決めるようにしましょう。

平屋のガレージハウスのデメリット

ここでは平屋のガレージハウスのデメリットについて解説します。

1.建築費用が割高になる

そもそもガレージ自体が特殊な構造をしているため割高になりやすく、シャッターや水道を設置すれば、建築費がさらにかさんでしまいます。

さらに平屋は、屋根や基礎部分の面積が広くなることで、二階建てよりも建築費が割高になりがちです。しかし、間取りによっては二階建てよりも建築費用が抑えられることもあるため、平屋にこだわりたい方はハウスメーカーの方と相談して設計していきましょう。

2.土地代も割高になる可能性あり

平屋と二階建ての大きな違いのひとつが土地代です。同じ床面積であっても、平屋のほうが土地面積が広くなるため、どうしても高額になってしまいます。

3.騒音やにおい対策が必要

ガレージハウスの代表的なデメリットとして挙げられるのが騒音とにおいです。

生活空間とガレージが密接しているため、シャッターの開閉音やエンジン音、排気ガスのにおいが家の中にまで及びやすいのです。

特にガレージを「コの字型」で囲んだ場合はすべての部屋がそれらの影響を受けやすくなるため、寝室とガレージの距離をあけるなど事前に対策を練っておく必要があります。

4.居住スペースが狭くなるおそれがある

土地の広さには限りがあるため、平屋にガレージを併設すると、その分の居住スペースは狭くなってしまいます。

愛車との距離感や車を降りてからの動線の利便性を優先するのか、それとも居住空間の広さや快適さを優先するのか。家族の方ともしっかり相談して、バランスのよい間取りにしていきたいですね。

平屋のガレージハウスを建てる際の注意点

ここまでは、平屋のガレージハウスのメリットやデメリットを解説しました。ここでは、メリットやデメリットを踏まえつつ、平屋のガレージハウスの注意点を解説します。

広さとコストのバランスが大事

ガレージハウスにすることで固定資産税を抑えることができますが、居住スペースが狭くなってしまいがちです。コストに関しては、平屋のガレージハウスは建築費が高額になりやすいという側面もあります。

居住空間が狭くなってでもガレージを併設するのか、建築費と固定資産税のどちらがコストが抑えられるのか、それらのバランスを考慮したうえで検討しましょう。また、中古の住宅をリフォームしてガレージを増設すれば建築費も抑えられます。新築にこだわらない方はリフォームも視野に入れてみてはどうでしょうか。

シャッター選びは慎重に

ガレージにシャッターを設置するのであれば、シャッター選びも大切です。

自動開閉式であれば車から降りずに車庫入れできますが、開閉の速度が遅ければ待ち時間がもどかしく感じてイライラすることもあるかもしれません。しかし、速度を速くすればシャッターの値段も高くなります。また、シャッター音もある程度は静かなものを選ぶ必要もあります。

このようにシャッター選びは非常に大切です。後悔のないように慎重に選びましょう。


まとめ:後悔のない平屋のガレージハウスを建てよう

この記事では平屋のガレージハウスに興味がある方に向けて、ガレージハウスのメリットやデメリットを解説しました。

平屋のガレージハウスには生活動線がシンプルになったり、季節や天候に関係なく愛車を手入れできたりするという利便性のメリットだけでなく防犯性向上や趣味を満喫できるというメリットもあります。

一方で、建築費や土地代が割高になりやすく、居住スペースも狭くなりがちというデメリットもありました。

これらのメリットやデメリットを把握して、憧れの平屋のガレージハウスで後悔のないようにしていきたいですね。

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