高低差910メートルの高原レース!板倉区で自転車まつり初開催
上越市板倉区の光ヶ原高原へ自転車で駆け上がる「上越自転車まつり」のヒルクライム大会が13日(土)に初めて開かれ、県内外から参加したライダーが汗を流しました。
この大会は、地元にある光ヶ原高原を活用してまちの賑わいをつくろうと、自転車愛好家などでつくる実行委員会が初めて開きました。県内外から集まった健脚自慢、およそ180人が参加しました。
ヒルクライムは、スポーツタイプの自転車で坂道を上るレースです。 参加者は板倉区総合事務所前をスタートし、通称 上越飯山線県道95号などを走って光ヶ原高原キャンプ場までのおよそ17キロに挑みました。
スタートの合図を出したのは、板倉区出身の元アイドル高倉萌香さんです。
ゴールまでの最大斜度は11パーセント、高低差は910メートルあります。ゴールまで残り2キロほどの地点では、上越高校サッカー部が給水を手伝ったり、応援歌で選手を励ましました。
参加者
「なめていたが想像以上にきつかった。来年、また鍛え直して戻ってきたい」
「自転車歴11年だが、今までのヒルクライムとは別格だった。苦しいのが楽しい」
13日は参加者の9割ほどが完走しました。大会の開催に向け、実行委員会では去年8月に試走会を行い、コースの安全性を確認するなど準備を進めてきました。
上越自転車まつり 木村孝貴 実行委員長
「ここは全国のヒルクライムコースの中でも、上級に近いいいコース。やっとできたことが感無量」
大会は来年も行われる予定です。