「公私混同」こそが取材の醍醐味。「KIGO」のHoboクロスボディバッグ
物欲旺盛なライトニング編集部員たちが、今の気分で選んだ欲しいモノや身銭を切って購入したアイテムをジャンルレスで報告! 今回は「KIGOのウエアラブルアイウエアケースが届いた。気が付けば、だんだん身の回りにブルハイドが増えていってる。このシボに完全に自制心が崩壊した」と語るライトニング編集長であり買い物番長の松島親方がお届け!
KIGOのHoboクロスボディバッグ
取材ってのは恐ろしい。誌面で紹介する記事を作るのに、現場で取材し、作り手や売り手の声をナマで聞いて、時には記事には書けないようなことも知ってしまったりする。現場で見聞したこと、感じたことを、なるべく同じテンションで伝えるように心がけている。これが取材の基本姿勢。取材時に興奮して、購入を決めてしまうことも少なくない。取材の時は財布の紐がゆるゆる状態になってしまうのだ。
ハッキリ言おう。取材して、購入に至らないってことは、心が掴まれなかった場合が多い。スタジオで商品撮影をしていても、「これは買う」と即決してしまうこともある。
服の場合は、サイズが合わない問題という大きな壁が立ちはだかるのだが、バッグはサイズで躊躇することがない。全開放になっている財布を持っているようなもの。現金がなければ、カードなんて便利な物もあるし、「後で請求書送ります」とか、「代金着払いで送っておきますよ」なんていう悪魔のウイスパーも珍しくない。
このバッグも、初めて大阪のKIGOのアトリエに取材に行った時、3歳児のように我慢が利かなくなった品。シボの荒々しさとは裏腹に、ソフトな仕上がりのレザー。そして、見たことのない光沢感。あ、あ、もうダメ〜って感じ。