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【今週の『ONE PIECE』の話題は?】マジ!? ロックスの正体に読者絶叫! 「えええぇ!?」「衝撃すぎる」あの人と血縁がある可能性も?<1154話>

アニメイトタイムズ

写真:アニメイトタイムズ編集部

海賊王を目指し海へ出た主人公モンキー・D・ルフィとその仲間たちの活躍を描く、週刊少年ジャンプで連載中の漫画『ONE PIECE』(原作:尾田栄一郎氏)。

未知の島の心躍る冒険や強敵との痛快なバトルを通して仲間たちと絆を深め強く成長していく様は、まさにジャンプの三大原則「友情・努力・勝利」のど真ん中。その一方で、消された歴史や差別・奴隷制度などをめぐる世界の闇をも緻密な伏線と壮大な世界観で描き出す本作は、最終章へ突入した連載27年目の現在も怒涛の展開で読者の心を掴んで離しません。

7月14日(月)発売の週刊少年ジャンプに掲載された『ONE PIECE』第1154話“死ねもしねェ”では、ロキの悲しき生い立ちが描かれるなかで、驚きの人物が登場! 本記事では、SNSでの反響とともに、最新話のポイントを振り返っていきます。

※本記事には『ONE PIECE』最新話(第1154話)のネタバレを含みます。コミックス派やアニメ派の方等、ジャンプ未読の方はご注意ください。

 

 

「愛を諦めていた」悲しすぎるロキの過去

前話に引き続きロキの出生秘話が描かれ、彼が“呪いの王子”と呼ばれるまでに何が起きていたのか、全貌が見えてきました。

実の母から疎まれただけでなく、国じゅうに呪いの王子としてその名が広まり、世話役の摂政からも嫌味を言われ、嫌がらせを受ける日々。生後数ヶ月ですでに「愛を諦めていた」というロキは、数年後には周りの人々を傷つけ、破壊の限りを尽くす少年へと成長していました。

どれだけ暴れようとも親にすら愛してもらえなかったロキの心の穴が埋まることはなく、ひとり自死を試みて「死ねもしねェ」と泣きじゃくる描写も。

まだ幼い子どもが虐げられ、ひとり苦しみを抱える姿のなんと悲しいことか……。

本作では悲しい生い立ちをもつキャラクターが多く登場しますが、生まれた瞬間からここまで忌まれる様子が描かれるのはなかなか珍しいのではないでしょうか。

とくに、最近ではエッグヘッド編で祝福されながら生まれたくまや、くまとボニーの強い親子愛を見たばかりの読者にとってはこたえる描写の連続。せめて、ハラルドがもう少しロキと深く親子の関わりを持ってくれていたなら違っていたかも……と思わずにはいられませんでした。

とはいえSNSでは悲しい感想ばかりでなく、これよりもう少し先のロキについて明るい予想をする人も。

そもそもロキが母から忌み嫌われてしまったのは特徴的な目から「見た目が恐ろしい」と言われてしまったのがきっかけでした。でも、今後ルフィがロキの素顔をみるタイミングがあれば彼はロキの目についてもポジティブな反応を示しそうですよね。

そこで、「プリンとサンジのときみたいになるんじゃない?」「ルフィはロキの目をみてもカッケー!ってなるか、何も思わないかどっちかだろうな」「目のこと肯定されたロキがルフィに惚れて仲間入りする未来が見える…」といった声もポストされているんです。

たとえガイコツでもむしろ喜んで仲間にしてしまうルフィなので、その強さや人柄に惚れ込んだならば見た目が変わっているからといって態度を変えることはしないでしょう。

また、ロキの本編登場前の事前情報には「ビッグ・マムの娘であるローラに一目惚れしてフラれた」というものがありましたよね。

そのため、この先のロキとローラの出会いについて「愛を諦めたロキに求婚されたローラって何者!?」「実は一目惚れじゃなくてちゃんと好きになるきっかけのエピソードがありそう」「“親に愛されなかった同士”ってことで結構気が合ってたとか?」と予想する声もありました。

ローラもルフィと同じように、ロキの素顔を知ったとて怖がったり、差別したりしなさそうな人格の持ち主。どんな馴れ初めがあったのか、ぜひ詳しく見てみたいですよね。

 

マジかよ……!! ロックスの正体に衝撃。黒ひげ、バギーとの関係に疑惑?

第1154話で注目を集めたのは、なんといってもラストのページです。

ひとりぼっちで泣いているロキの元に現れたのはなんと、ロックス、白ひげ、金獅子のシキら後にロックス海賊団を結成する面々! ハラルドに用があり、エルバフを目指してやってきたようです。

そしてついに、ロックス・D・ジーベックのビジュアルがお披露目!

それだけでもじゅうぶん驚きですが、さらにロックスが黒ひげことマーシャル・D・ティーチの父であることも明かされ、さらに大きな衝撃が走りました。

SNSでは読者から「マジ!?」「目ん玉飛び出るかと思った」「思わず立ち上がった」と驚きのコメントが続々。

ティーチの船に“ジーベック”の名がついていることや、彼がロックス海賊団結成の地であるハチノスを拠点にしていることなどから、以前より親子説が囁かれることもあったロックスと黒ひげ。それがこのタイミングで実現するとは驚きです。例に漏れず筆者も「えー!!!」と大きな声が出てしまいました。

ロックスの顔立ちは、ひと目で親子とわかるほどティーチにそっくり。ふたりが血縁の親子なのは間違いないと思われますが、読者の反応をみていると「ロックスの顔がバギーにも似ている」という意見が結構多いんです。

確かに、今回登場したロックスとクロスギルドのポスターのバギーは、表情がよく似ているようにも感じられます。鼻の印象に気を取られがちなバギーですが、ロックス、黒ひげと並べて3人をじっくり見比べてみると目の形やまつ毛、唇など顔のつくりも結構似ているんですよね。

ロックスの顔が明かされて以降、SNSでは「黒ひげとバギーふたりともロックスの息子なのではないか?」という考察も増えているようです。ロキとハイルディンのように異母兄弟である可能性もゼロではないかもしれません。

とはいっても、ティーチが海賊として白ひげの船に乗った時は“身なし子”として受け入れてもらっていた様子でした。この頃からロックスと行動を共にしていた白ひげですら、ティーチの素性は知らなかったのでしょうか。ティーチが現在名乗っている姓が“マーシャル・D”でロックスとは異なるのも気になるポイント。ロックスと黒ひげの間にも複雑な親子関係が隠されている予感です。

今思えばエースと黒ひげのバナロ島の決闘は、ロジャーの息子vsロックスの息子の対決でもあったと思うとすごいですよね。

ちなみに、本作では物語の終盤に一度だけ“眼帯の海賊”が登場するといわれてます(作者談)。これまでネット上ではロックスがその“眼帯の海賊”なのではないかと予想されることも多かったですが、その説は的中せずの結果となりそうです。

 

金獅子のシキが本編でも活躍の予感! 気になるワード「ガレイラ」も

エルバフには、ロックス海賊団の前身となるメンバーが訪れていたよう。そこには金獅子のシキの姿もあり、彼が後に白ひげと並びロックスの両翼的立ち位置を担ったのであろうことが想像できます。

シキといえば、映画『ONE PIECE FILM STRONG WORLD』のボス敵として活躍した人物。ロックス絡みのエピソードでじわじわと本編出演も増えていることに、読者からは喜びの声が多くあがっています。

とくに今回はがっつりとセリフがあったため「また竹中直人さん出るんか!」「アニメに何度も竹中さん出せるって凄すぎるw」といったコメントも。アニメ化されるのも楽しみですね。

ロックスの衝撃が大きかった第1154話でしたが、本編内では大槌船団(ガレイラ)という気になるワードも飛び出しました。

同じ船大工ということで、ウォーターセブンの「ガレーラカンパニー」を思い出さずにはいられない大槌船団(ガレイラ)。もしかすると、彼らこそが壊れてしまった「方舟ノア」を作った船大工たちなのかもしれません。

また、「“巨人の軍団”が氷漬けにされていた」というエピソードも、パンクハザードに登場した氷漬けの囚人服を着た巨人たちを彷彿とさせます。

点と点が繋がっていくような感覚を何度も感じることができるエルバフ編。ここからも目が離せません。

 
[文/まりも]

 

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