「めちゃくちゃ欲しい!」「買いますし飼います」と26万人大絶賛 鮫皮ならぬ〝サメ型おろし〟が可愛すぎ
サメの肌は硬い鱗で覆われていて、触るとザラザラしている。読者の皆さんも、水族館のふれあいコーナーなんかで触れたり、ワサビをすりおろしたりして実感したことがあるかもしれない。
そんな「サメ肌」から着想を得たキッチン用品のアイデアが、X上で注目されている。
その用具とはズバリ、「おろし金」だ!
考案者は、東京都在住のデザイナー・いしかわかずや(@issikazu20)さん。2025年1月30日、「ジンベイザメのサメ肌でおろす「おろし器」つくりました。口の中に溜まります」という呟きと共に投稿したソレは、デフォルメされたジンベイザメの背中の部分にいくつもトゲ付きの穴が空いたもの。
ここで大根をこすると、ジンベイザメのベロの部分におろした大根が落ち、そのまま引き抜けるようになっているのだ。
な、なんだこの可愛らしすぎるデザインは! 健気に舌を出すジンベイザメが見たくて、大根まるごと1本おろしちゃいそう!
Jタウンネット記者は2月3日、このステキなアイデアについて、いしかわさんに話を聞いた。
「買いますし飼います」
いしかわさんは、大手IT企業でデザイナーとして働く傍ら、SNS上で自身のアイデアを発信、商品化している「アイデアクリエイター」としても活動中。
話題になったジンベイザメのおろし金も、数あるアイデアの1つ。最近の日課にしているという、就寝前の30分間の「アイデア発想タイム」の中で思いついたものだ。
「想像力を膨らませながら、頭の中で動物園に行ったり、お出かけしたりしながらみんなが好きなモノを見つけて、そこからアイデアを考えたりすることが多いので、家の中で無限にアイデアが生まれる仕組みを構築できたのはよかったです」(いしかわかずやさん)
そのままインテリアとして飾っても良さそうなキュートなデザインの「ジンベイザメおろし器」に、X上では26万件以上のいいね(4日夕時点)のほか、こんな声が寄せられている。
「お料理楽しくなりそうです」 「めちゃくちゃ欲しい!」 「最後出す時『べっ』てなるのが最高過ぎる」 「買いますし飼います」
こうした反響に対し、いしかわさんは
「思った以上に反響があって嬉しいですね。他の動物でもアイデア考えて欲しいと言うお題もたくさんいただいたので、モチーフのネタが補充されてよかったです(笑)」
なお、今回話題になったのは「アイデア発想タイム」で生まれたアイデアをもとに3Dイメージ画像を作成し、実写に見えるように編集したものだが、いしかわさんは2025年、自身のアイデアをたくさん商品化していく予定。動物モチーフの雑貨シリーズのブランド化なども検討しているそう。
ジンベイザメのおろし金も、いつか実物が読者の皆さんの手に届くかも?