堤防アジング釣行で26cm頭に良型アジを20尾キャッチ【山口・周防大島】
元日、松森稜くんがホームグラウンドの山口県の周防大島、小松~伊崎エリアにアジング釣行した。
周防大島でアジング釣行
当日は大潮の最終日、午後の満潮9時29分、午前の干潮3時20分、潮高261cmと条件的にはやや厳しい。新月大潮でこれまでの実績では条件的には悪くないと思ったが、事前情報ではアジがほとんど上がってないとのことだった。
まずは小松エリアに向かった。ポイントの選択条件は「足元にベイトが少しでも寄っていればいいな~」と思い、あえて風表のポイントを選択した。
当日のタックル
到着時からウルメイワシが漁港内でボイルしており、魚っ気はありそうな感じ。早速、仕掛けを作る。
ロッドはTFL‐62S‐BTRX‐Ti、リールはルビアスLT2000S、ラインはS‐PET AJINGエステルライン0.25号(クリアブルー)、替えスプールにAr・JTAエステルライン0.25号(オレンジ)を巻いていたのでここは視認性を重視してオレンジ色を選択した。
ジグ単はAr・ヘッドジャックアッパーOP0・4g♯8から潮の状況に合わせて2.5g♯8を使い分ける。ワームは艶じゃこPT(1.6in)と(2.2in)のギガチャートを使用する。どうしてもシルエットを小さく見せたい場面でも、ボディがもともと太いためちぎって使っても形状が安定しており、このワームは非常に使いやすい。
アジ26cm頭に20尾キープ
周囲が薄暗くなり常夜灯が入り始めてようやくアジの反応がでてきた。巻きで反応があるものもいれば中層で漂わせたり、レンジを外すと反応がある個体もおりシビアな状況なので、ジグ単をAr.ヘッドジャックアッパーOP0・4g♯8から2.5g♯8をとにかく使い分けする。
その後、伊崎エリアに釣座を構えてみたが、ここも状況的にアジの食いがかなり渋く、下げ潮時にはノーバイトの時間もあったほど食いが悪かった。
しかし、これほど厳しい状況下でもジグ単の細かいグラム数の展開があり助かった。最終的に友人と合わせて20尾のアジをキープすることができた。
ジグヘッドの使い分けが重要
釣座を構えたポイント選びとジグヘッドの使い分けがかなり重要となる釣行となった。特に、下げ潮時はジグ単とワームの組み合わせで遠投しても風波の影響を直接受けると釣りづらい。
先日、アルカジック広島メンバーの大先輩・川原直毅さんにアドバイスして頂いたシャローフリーク、シャローフリークDiveを使用して、遠投ポイントを狙うことを教えてもらったので次回の釣行ではぜひ、これを使って大型を狙いたい。
<週刊つりニュース西部版APC・川原直毅/TSURINEWS編>
この記事は『週刊つりニュース西部版』2025年1月31日号に掲載された記事を再編集したものになります。