兵庫県のローカル回転寿司「力丸」が激ウマ! 一方で地元の人の評判が切なかった…
その土地、その土地に根付くローカルチェーン店。全国展開していなくても、地元に多くの店があるなんて地域から愛されている証拠! チェーン展開しているお店には、必ずその理由があるハズだ。
さて、つい先日「兵庫県」に出かけた私は『力丸』なる回転寿司チェーンを発見した。漁業も盛んなことで知られる兵庫県の回転寿司なんてウマいに決まってる! というわけで『力丸』に足を運んできたのでご報告しよう。
・兵庫ローカル
兵庫在住の友人が多い関係で、私はちょいちょい神戸やら三宮やらを訪れている。そのたびにローカルチェーン店を調査しており、以前は「もっこす」で “神戸のソウルフード” と呼ばれるラーメンをいただいた。
「もっこすくらい有名で兵庫県民なら誰でも知っているお店はないか?」と調べていたところ、候補に挙がってきたのが『力丸』である。
さて、公式サイトによれば力丸は兵庫県を中心に15店舗を展開中。地元・播磨灘で水揚げされる新鮮な魚などを、職人さんの手握りで提供している回転寿司店のようだ。
・アクセス抜群
で、やって来たのは三宮駅からほど近い「神戸三宮センタープラザ店」である。店名の通り多くの店が集結する「さんセンタープラザ」内にあるため、観光客でもアクセスしやすいロケーションといえるだろう。
到着したのは平日の14時頃で、店内はほどよく混んでいた。2~3分待ってから着席し、まずは“朝獲れ地魚”のマークが付いた「活かます(275円)」「活こち(330円)」「活ほうぼう(330円)」を注文した。
・文句なし
で、当然ながらどれもウマい! いずれも身がギュギュっと締まっており、よく脂ものっている。下品なギトギトした脂ではなく、さらっと上品な脂は「さすが朝獲れ地魚」といった感じだ。
お次に注文したのは「ぶりとろ(350円)」で、結果的にこの日1番のウマさ! 味もさることながらネタがデカい!! 時期的にあるならば、絶対に「ぶりとろ」は注文して欲しい。
また、お店で焼き上げているという「手焼き玉子(250円)」はじんわりとお出汁がよく効いた上品なウマさ。珍しいところでは「ふぐの白子(250円)」もとろりと濃厚なウマさが最高であった。
さらにスイーツでは丹波の黒豆を使用した「ぜんざい」をオーダー。おせち料理以外だとなかなか縁が無い黒豆だが、ほっこりとしたウマさがとても印象的だ。
・わかるけど切ない
予想通り『力丸』は安定のウマさで、観光客の方にも自信を持ってオススメできる。確かにスシローなどよりは値が張るが、せっかくの旅行ならちょっとした贅沢もいいのではないだろうか?
なお、兵庫県在住の友人に力丸について聞いてみたところ「知ってるしウマいけど、子連れだとスシローになっちゃうんだよな~」とのこと。力丸に限らず、全国的にそういった回転寿司店は多いのかもしれない。
とにもかくにも、兵庫県のローカル回転寿司『力丸』は激しくウマい! 特に「朝獲れ地魚」と「ぶりとろ」は最高なので、兵庫県にお出かけの際はぜひ足を運んでみて欲しい。
参考リンク:力丸
執筆:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.