「健康寿命日本一」のまちに 水本 定弘さん(69)(無所属3期)
――市議会議員を目指したきっかけは。
「スポーツクラブの代表を務めていた2005年に高齢者のための『介護予防運動プログラム』を開発した。より取り組みを進めて『健康長寿日本一のまち』を目指すためには官民協働での政策推進が必要と考え、立候補を決意した」
――2023年4月の統一地方選で当選し、3期目を迎えました。
「様々な地域課題の解決に取り組んできたが、茅ヶ崎エフエムの開局や、今宿に工場を構える『メゾンカカオ』が市内の小・中学校、支援学校にチョコレートを寄贈する取り組みを支援したことは印象に残っている」
――茅ヶ崎の課題と、これから力を入れたい取り組みは。
「やはり高齢化は大きな課題と感じている。今後も厳しい財政運営が見込まれるなか、多くの市民が早い時期から運動を習慣化し、元気なお年寄りが増えれば社会保障や医療に関わる費用を減らすことができる。そのために歩いた距離に応じて地元のお店で使えるポイントがもらえるなど、楽しみながら参加できる仕組みを考えていきたい」
――リラックス法は。
「早朝のジョギングと筋力トレーニング。毎朝4時半には起床して、3〜5Kmを走っている。体調管理につながるうえ、道路の傷みなどにも気づけるようになった」