【市原市】若宮白幡MBCが全国大会初出場!千葉県代表として挑む熱き戦い
市原市の男子ミニバスケットボールクラブ・若宮白幡MBCが、3月30・31日に開催される全国大会(第56回マクドナルド全国ミニバスケットボール大会)に千葉県代表として出場します。長きにわたり指導をしてきた監督の泉山靖治さんにお話を聞きました。
部員減少から合併、クラブがつかんだ夢
「元々は『若宮MBC』というクラブだったんです。小学校単位で活動していたのですが、部員の減少から近隣の白幡MBCと合併、22年前に『若宮白幡MBC』となりました」と話す泉山さん。
若宮小学校をはじめ市内の小学校で長年教壇に立ちながら、一貫して同クラブの指導を行ってきました。
現在クラブには1年生〜6年生の36人が所属、千葉県代表を勝ち取った主力メンバーは8人の6年生です。
少人数のこともあり、彼らは5年生の頃からチームを積極的にけん引してきた存在。
その経験を味方に本年度は数々の大会で好成績を収め、頼もしいチームに成長しました。
1月29日、千葉県代表を懸けた「第49回千葉県ミニバスケットボール大会」の決勝で対戦したのは印旛郡市の強豪、ジュニアファイブ。
過去の試合では苦杯を喫する相手でした。
第1クオーター(1Q)を9-8と接戦からのスタートも、3Qから一気に点差を広げ、43-28で見事に優勝を飾りました。
怒らない指導を受け、見せる無限の成長
泉山さんが徹底しているのは、「怒らない指導」。
挑戦を尊重し、失敗しても怒らずに成長を促すことで、皆が自信を持ってバスケに取り組める環境を作ってきました。
試合では、子どもたちが自分で考え学んだことを実践する場として、成長を感じられる瞬間が増えてきたと話します。
「怒る」は自分の感情の押しつけ、「叱る」は相手の成長への助言。
「ただ、子どもたちが挑戦をせず逃げる時には『叱り』ますよ」と泉山さんは続けます。
「個々の努力と保護者やOBなどを含めた全員の思いが融合してこの快挙を成し遂げました。市原市の男子チームでは二十数年ぶり。非常にうれしいですね。全国大会を目前に控え、選手たちはまだまだ成長を続けています」
若宮白幡MBC
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