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SOW 親子の居場所つくり4年 県の「草の根賞」受賞

タウンニュース

推薦者とSOWのメンバー

第18回かながわ子ども・子育て支援大賞の受賞者がこのほど発表され、学校に行きづらい子とその親のための居場所SOW(小嶋恵美子代表)が草の根賞を受賞した。1月20日に開催された表彰式では賞状が贈られた。

「かながわ子ども・子育て支援大賞」は、事業者、子ども・子育て支援機関等民間による自主的な活動の活性化と、県民全体に取組みの機運醸成を図るもの。同団体は、活動場所の一つであるCOCOしのはらの運営メンバーからの推薦を受け応募した。46件から、大賞・奨励賞・草の根賞・特別賞が選定された。

「支え合う運営」が評価

SOWは、港北区と神奈川区で、学校に行きづらい子どもとその親のための居場所を運営する団体。「生きるための種をまく時間になってほしい」という思いを込めて、当事者とその親同士が支え合いながら活動する場を運営していること、地域と連携した体験事業を積極的に行っていることが評価された。

同団体は、学校に行きづらさを感じている子どもを育てる保護者により2021年に立ち上がり、COCOしのはらで活動が始まった。現在の運営メンバーは5人。毎週火曜日と第2金曜日に「親子の居場所」を開き、8〜12人の子どもが遊びに来る。

第1日曜日には、「保護者の集い」が実施され、親同士が気持ちを共有する場となっている。不定期で「地域の居場所」も開催。地域の人と協力し、ヤギの触れあいや農業体験などを行う。

「ふらっと立ち寄って」

小嶋代表は、「子どもの成長が近くで見られて励みになる」と微笑む一方、「居場所の存在を知らない、また、知っていても来られる人は一握り」と課題を口にする。「まずは知ってもらい、地域との関わりが増え、ふらっと見に来てもらえれば。地域とつながることで世の中の温かさに触れ、『挑戦してみようかな』と思えるようになるのでは」と話した。

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