小田原市消防本部 緊急隊 大船渡で消火活動 国の要請受け 3月4日から
小田原市消防本部(市内前川)で3月3日、岩手県大船渡市で発生した大規模林野火災の消火支援活動に向かう職員の出陣式を行った。
消防職員の派遣は、国からの緊急消防援助隊の要請に基づくもの。今回は同市消防からの第1陣として職員16人(消火隊13人、後方支援隊3人)に加え、消防ポンプ車や資機材搬送車、本部指令車などが派遣された。
出陣式では黒栁幹雄消防長が「かつてない規模の林野火災が発生し、現場は困窮しており、住民の方は非常に不安であると思われる。緊急消防援助隊として力を発揮してきてほしい」と職員を激励し、送り出した。
派遣職員らはその日のうちに厚木市の県消防学校に集結した後、現地へ出発。4日未明に宿営場所の気仙沼市に到着し、活動を開始した。市消防本部では、準備が整い次第、第2陣、3陣と現地へ向かい、消火活動に従事するという。