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【西武】仁志敏久野手チーフ兼打撃コーチインタビュー リーグ戦再開後の打線は「正直、よくはない」

文化放送

7月8日放送のライオンズナイターでは、ベルーナドームで行われた西武ー楽天10回戦の試合前に、埼玉西武ライオンズの仁志敏久野手チーフ兼打撃コーチにインタビューした模様を放送した。リーグ戦再開後の打線について訊いた。

――リーグ戦再開後、上位3チームとの対戦が終わりました。2勝6敗で得点が13ということでした。リーグ戦再開後の8試合の打線はどのように感じましたか?
仁志「正直、よくはないです。元々パワーで押すという攻撃ではなく、少ないチャンスをものにしていくという攻撃でここまで来ました。チャンスが全くないわけではないのですが、なかなかいい形でできない、なかなか先手を打っていけるようなタイミングでランナーが出ないということが多かったかなと思います。いかに次の1点を取るかという部分がずっと課題ではあります」

――この試合の相手先発投手が(ミゲル)ヤフーレ投手ということで、ライオンズは初めての顔合わせになるのですが、印象そして攻めていく上でのポイントはどうでしょうか?
仁志「いろいろなボールを散らしながら使ってくるピッチャーなので、バッターの方が自分の打つべきコースやゾーンをはっきりしておかないと、いろいろなボールについていってしまいます。それが強みのピッチャーだと思うので、打たせて取るピッチャーに打たされないように気をつけるというのが基本になるかなと思います」

――今日から7連戦ということで、正念場になりますが、打線の奮起期待しております。
仁志「順位では下のチームと当たることになります。何とか下を離していかないといけないので何とかします」

――西川愛也、長谷川信哉、渡部聖弥の3人の外野手の現状についてはどう感じていますか?
仁志「自分自身の疲れとの戦いもありますが、相手も打たせないようにしてくるわけです。ここまでくるとどこが弱くてどういう特徴があってということは明らかにされるので、それをわかった上でまた勝負するというところからまたレギュラー獲りが始まると思います。序盤がよかったからといって、皆さんにすごくいい印象で捉えていただくのはありがたいのですが、1年終わってみるとこんなもんだったかというふうになってしまうかもしれないので、今正念場というところです。結局何年やっても同じ時期に同じようなことが起こると思うので、ここを乗り越えられなければ来年もまた同じことを最初からしなければいけないと思います。いろいろ本人とも話をして取り組みながらやっていますが、いい方に今は出ているかなと思います」

※インタビュアー:文化放送・高橋将市アナウンサー

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