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オカピ、ホッキョクオオカミ、アムールトラの赤ちゃんが見られる動物園

TBSラジオ

日々の天気や街のトレンド、おいしいゴハンに大人の悩み、社会の仕組み・・・1日イチ「へぇ~」なトピックスを。 新進気鋭のコラムニスト、ジェーン・スーが、生活情報や人生の知恵をナイスなミュージックと共に綴る番組。

動物園と水族館に年間170回以上通い続ける映像クリエイターの 野崎浩貴さん が登場!

いろいろな動物の赤ちゃんが見られるのも動物園ならでは!今年生まれたばかりの子が見られる動物園をご紹介します。生まれても公開されるまで少し時間がかかるのも事実。種類によってはすぐに大きくなってしまうので時期を逃さないように。これから涼しくなってくるので動物園でも過ごしやすいと思います。

先週公開されたばかり!横浜ズーラシアのオカピの赤ちゃん!

・オカピは、その美しさから“森の貴婦人”と言われています。
1901年、アフリカの旧ザイール北部の森林で発見されました。ウマのような体型をしており、大きさも小型のウマぐらいで、黒っぽい褐色の体に前足と後半身には美しい縞模様があります。この容姿により、最初はシマウマなどウマの仲間だと考えられていました。しかし、その後、キリンの先祖に近い動物であることが判明しています。

・7月30日に生まれたばかりのオカピの赤ちゃんが、先週から公開されています。横浜のズーラシアでは10年ぶりの繁殖成功となりました。

・動物園での注目ポイントは、皮膚で覆われた角と長~くのびる舌です。これはまさにキリンと同じ特徴なのです。現在、キリン科に属するのはキリンとオカピの2種だけです。いま日本でオカピが見られるのは、このズーラシアと金沢動物園だけなんです。※金沢動物園に、この赤ちゃんの曽祖父がいます。

ほかに注目の動物は
実はもう1匹、赤ちゃんがいるんです。
・ズーラシアでは、ユーラシアカワウソの赤ちゃんが、8月に生まれたんです。
・先週、記者発表されたばかり。→公開は未定
※生まれてもすぐなくなってしまう場合も多いので、安定するまで発表しないこともあります。

「よこはま動物園ズーラシア」
・全国トップ5の広さの動物園。1日では回りきれないほど楽しめます!
正門から園内に入ると、すぐに2頭のアジアゾウがお出迎えしてくれる、珍しい動物園です!
・テングザルやドールなど、ここでしか見られない珍しい動物もたくさんいます!

→「よこはま動物園ズーラシア」は、相鉄線てつせん「鶴ヶ峰」駅、JR横浜線・横浜市営地下鉄「中山」駅からのバスでおよそ15分。入園料は、一般800円、高校生 300円 小・中学生200円です。

幻の白いオオカミ!那須どうぶつ王国・ホッキョクオオカミの赤ちゃん!

・ホッキョクオオカミは全身が白い毛で覆われていて、野生でもなかなか見ることができないことから、「幻の白いオオカミ」とも言われ、絶滅危惧種なんです。

・那須どうぶつ王国が国内の動物園では初めて繁殖に成功し、2頭の赤ちゃんがすくすくと成長しています。動物園によりますと、赤ちゃんはオスとメスそれぞれ1頭ずつで、5月16日に生まれ、およそ2週間後に行った測定では体長がいずれもおよそ20センチでした。さらに、その20日後の今月22日には、いずれもおよそ40センチにまで成長し、体重はオスがおよそ3900グラム、メスが3000グラムほどだったということです。

・ホッキョクオオカミのファミリーが、15~16時に見られます。

那須どうぶつ王国
・全体的に動物と距離が近い。野生で減っている動物について学ぶことができる。
・グッズのアクスタのガチャガチャが充実

ほかに注目の動物は?
・アメリカビーバーの赤ちゃんが、8月に生まれたばかり。
・マヌルネコ、寒いところ生まれ
・カナダヤマアラシ
・ネコ系の動物が多いのでネコ好きにはたまらない動物園です。

→ 「那須どうぶつ王国」は、那須塩原駅から無料のシャトルバスが出ています。入国料金(入園料)は、中学生以上が、2600円。3歳~小学生までのこどもが1200円、3歳未満は無料です。開園時間は、平日は午前10時~午後4時30分。休園日は、水曜日です。

世界最大のネコ!多摩動物公園、アムールトラの赤ちゃん!

アムールトラは、シベリアトラとも呼ばれており、大型の体を持ち、ネコ科の中で最大です。
雄の個体では全長3m、350kgを超えた例も報告されています。ロシア極東の沿海地方およびハバロフスク地方の、アムール川およびウスリー川流域でのみ生息していますが、かつては生息範囲は中央アジアや西アジアにまで伸びていました

多摩動物公園
・多摩動物公園では、今年の4月にアムールトラの子どもが生まれたばかり。
・名前は「フタバ」
・アムールトラ「イチ」とその子「フタバ」は、7月から不定期に、9時半から10時半ごろまでの約1時間、放飼練習をすることも。

ほかに注目の動物は?
・インドサイの赤ちゃんが生まれているんですが、もう少しすれば公開
※まだ性別もわかっていない。1973年12月に生まれたサイ太郎以来、50年ぶりの繁殖になります。出産の様子が「東京ズーネット」のユーチューブチャンネルで見られます。

・ほかにも、前回もお伝えしましたが、タスマニアデビルもいます。
・ボルネオオランウータンが日本で一番多い。
・このオランウータンがスカイウォークするのを見られることも。
・地上15メートルをロープを掴んで渡って飛び地にいく。

・アジアゾウのアヌーラさんというおじいちゃんがいて、今年で推定71歳で日本最高齢です.
・多摩動物公園は1958年にできたので多摩動物公園よりも年上になります。
・また、「緑の20」という65歳以上のオオフラミンゴのオスもいます。

→「多摩動物公園」は、京王線、多摩モノレール「多摩動物公園駅」から徒歩1分。入園料は大人600円、中学生200円、小学生以下無料。65歳以上の方は300円。開園時間は、午前9時30分~午後5時。休園日は、水曜日です。

【野崎浩貴さん】

・1988年東京生まれ。
・水曜日のカンパネラのアルバム「UMAユーマ」のアートワークやツアーグッズのデザインを手掛けたり、菅田すだ将暉まさきさん主演の短編フィルム『Summer breakサマーブレイク』の脚本・監督を務めるなど映像クリエイターとして活動されています。代表作に短編映画『絶滅危惧種』など。
・野崎さんは、井の頭自然文化園でアジアゾウのはな子を見たことをきっかけに動物に魅せられ、それ以来、年間170回以上、動物園や水族館に通うようになり、日本全国の動物園の魅力を伝える活動されています。

(TBSラジオ『ジェーン・スー 生活は踊る』より抜粋)

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