東日本大震災から14年 3宗教合同で復興祈願祭
2011年の東日本大震災が発生してから今年で14年。鶴岡八幡宮で3月11日、神道・仏教・キリスト教の3つの宗教者が集まり、合同祈願「鎌倉の祈り3・11追悼復興祈願祭」が開催された=写真。
復興祈願祭は、震災発生1カ月後の4月11日に、3つの宗教者が集まって祈りを捧げたのが始まり。以降、毎年3月11日に3つの宗教で会場を持ち回りにして開催し、今年は鶴岡八幡宮の舞殿で実施された。
地震発生時刻の午後2時46分には、約100人の参列者全員で1分間黙とう。その後、3宗教がそれぞれの祈りを捧げ、犠牲者を追悼した。
復興祈願祭に参加した市内在住の70代女性は、「震災から何年経っても悲しい記憶として残っている。宗派を越えてみんな集まり、思いや願いを共有できたのでは」と話した。