【八街市】子育てから考えるまちづくり やちまた「こどもまんなか」シンポジウム
子どもからシニア世代までが活躍できる八街市を目指すシンポジウム。
子育て世代に限らず、子どもの支援活動や地域課題に興味のある人は、参加すると今後のヒントが見つかるかもしれません。
これからの子育て支援とは
昨今の物価高騰により子どもの貧困や格差の問題が加速し、他にも不登校や引きこもり、ヤングケアラーなど、八街市の子どもを巡る課題は多岐にわたっています。
「こどもまんなか」シンポジウムはこうした地域課題を踏まえ、八街市の市民組織「子どもの居場所ネットワーク協議会」が主催する3部構成の講演会です。
第1部にはこども家庭庁支援局家庭福祉課の胡内敦司氏を迎え、「これからのこども・子育て支援を考える」というテーマで基調講演を行います。
基調講演の後には、第2部として八街市で子どもの支援活動を行う3人のパネラーが登場し、八街中学校生徒がコーディネーターを務め、パネルディスカッションを展開。
制服リユースとフードパントリーの活動を行っているNPO法人ハーベストミュージックジャパンの下川千加子事務局長などが登壇し、活動や課題についてディスカッションします。
新たなつながりが生まれる期待
第3部では参加者も交えたグループディスカッションを行います。
第1部、第2部を踏まえ、3人一組で参加者の意見を話し合うものです。
主催である八街市社会福祉協議会の担当者は、八街市で見られる子どもの課題として「子どもたちの居場所、交流の場が少ないことも課題に直結しており、子育て世代の親も孤立しがちで悩みや困り事を相談することができない。親の孤立が子どもの発達や成長、生活に影響を及ぼします」と指摘。
当日は参加者同士で子どもの課題を話し合えることから、新たなつながりを期待できそうです。
子どもを預けて参加できる
当日は保育ボランティアを設置。
シンポジウム中は子どもをボランティアに預け、両親は参加に集中できます。
「子育て世代のママさんパパさん、一緒に子育てしやすいまちにしていきませんか。同じ気持ちの世代と触れ合うきっかけに、ぜひご参加ください」と担当者。
貴重な交流の場で、悩みを共有できる仲間をつくってみてはいかがでしょうか。(取材・執筆/奥山)
日時/3月16日(日)
午後2時~午後4時(受付:午後1時30分~)
会場/八街市総合保健福祉センター3階 大会議室
住所/千葉県八街市八街ほ35-29
料金/無料
申し込み/下記リンクまたは電話、メールで申し込み
https://docs.google.com/forms/d/1uiuVkgvOb23dklXdhb_tR73i12RFD2NXgyUagCp9W8E/edit
電話番号/043-443-0748
メール/fukushi@yachimata-shakyo.or.jp
八街市社会福祉協議会