小学生女子野球 港南台メッツ所属・花野井さんが県代表
少年野球チーム港南台メッツ所属の花野井柚さん(6年)が、小学生女子野球県代表チーム「YAMAYURI」のメンバーに選ばれた。チームは14日から岡山県で行われる「NPBガールズトーナメント2025全日本女子学童軟式野球大会」を戦う。
花野井さんは右投げ左打ちの内野手。高校時代に野球部のマネジャーだった母・茜さんが薦めたことで、小学2年生の時に港南台メッツに入部した。2番打者でサードやセカンドを守ることが多いという。
4月に行われたYAMAYURIのセレクションでは、約60人の参加者から18人に選出。打撃で自慢の長打力を披露し、評価を受けた。現在は代表チームで練習を重ねており、セカンドのレギュラーを争う。「上手い選手が多く刺激になる」と、切磋琢磨しながら試合出場を目指している。
スクールで特訓
花野井さんは昨年、今年度のYAMAYURI選出を目指し、メッツの練習とは別にバッティングスクールに通い始めた。そこで教わったのが体重移動の仕方。打球が外野を越えるようになり、長打力が磨かれた。
「中学でも野球を続けたい」と話す花野井さん。将来を「野球に関わる仕事に就けたらいい」と思い描いている。母・茜さんは「代表チーム内で学びを得て、良い部分をチームに持ち帰ってほしい」と期待をよせた。
大会は(一社)日本野球機構、(公財)全日本軟式野球連盟主催。全国から46チームが参加し、トーナメント方式で競う。YAMAYURIの初戦は16日、高知家リトルガールズ戦。