「16cmヒネハゼヒット!」楠漁港のちょい投げ釣りでハゼ24匹をキャッチ【三重】
雨予報の連休前にハゼ釣りを楽しもうと、8月8日は三重県四日市市の楠漁港へ出かけた。
楠漁港でハゼ釣り
潮回りは大潮で干潮は午前11時33分、満潮は午後6時23分。港には午後1時に到着。まだ潮は低く漁港奥の砂浜は見えている。北堤側の水深も浅いので、漁港側からサオを出すことにした。
港内には釣り人や漁業者の姿は見えず、のんびりムードが漂う。蒸し暑いが、海からの風が吹いて心地いい。夏だというのに港内にはたくさんのアキアカネが飛び交う。
ちょっぴり秋を感じながら、船が係留されていない東側の岸壁に釣り座を決めて、チョイ投げ仕掛けを準備した。
7cmのハゼがダブルヒット
流線7号2本バリに半分にカットしたイシゴカイを刺し、港口方向へチョイ投げする。仕掛けが着底したらイトふけを取り、リールを巻きながらさびいてアタリを待つ。ピリピリと小さいアタリにアワせるがハリ掛かりしない。イシゴカイが食べられただけだ。
イシゴカイの垂らしを短くして投入すると、またピリピリとアタリが出た。少し送り込んで次のアタリでアワせるとかわいい7cmのチビハゼがダブルヒット。そっとハリを外してリリースする。
ハゼがサイズアップ
イシゴカイの垂らしを戻して少し左方向へチョイ投げする。ゆっくりさびいてくるとプルプルとアタリが出た。軽くアワせるとサオ先にチビハゼより重量感のある引きが伝わり、海面から10cmのハゼが顔を見せた。キープサイズをゲットできてひと安心。
投入を続けるがポツリポツリ状態。足元を探ると根掛かりが続いたので、中央部の船が係留されていない岸壁に移動した。
北堤との真ん中に投げ込んでさびいてくると岸壁寄りでヒット。プルプル、プルルンとアタリは活発で、ハゼがコンスタントに掛かるようになった。やはり水深のある所にたまっているようだ。
16cmのヒネハゼ手中
余裕ができると追い食いを待ち、ダブルヒットさせると気分は最高。エサ取りのチビハゼも多く、ピリピリとアタリがあったらリールを2回ほど巻いてチビハゼからエサを引き離し、プルプルとアタってくるサイズアップのハゼを狙う。
プルルンとアタってサオ先をクイクイっと曲げてくれたのは12cmのハゼ、引きを楽しめた。
チビハゼはリリースしながら追加しているとブルンブルンとアタリが出た。サオ先がグイグイ曲がり、ゴンゴンという強い引きに小さいセイゴかチンタかなと思っていると16cmのヒネハゼサイズでビックリ。
最終釣果
ワクワクしながら同じポイントに投入を繰り返す。2匹目のヒネハゼは釣れなかったが、満足して午後3時にサオを納めた。
ハゼは8~16cmを24匹キープ。チビハゼのアタリも多く、秋には大きく成長したハゼの引きが楽しめるだろう。
秋の釣りも紫外線対策を忘れずに
9月に入っても紫外線はまだまだ強烈。港でのんびりと竿を出していても、いつの間にか日焼けしてしまうことがある。快適に釣りを楽しむためにも、肌を守る日焼け止めは必須アイテムだ。
<週刊つりニュース中部版APC・伊藤拓摩/TSURINEWS編>
この記事は『週刊つりニュース中部版』2025年8月29日号に掲載された記事を再編集したものになります。