仕込みに3日間!? 本場仕込みのブイヤベースで大人気のお店【京都のローカル放送局社員のおすすめ】
愛され続けた歴史ある店から話題の新店まで数多くの飲食店が立ち並ぶ京都。せっかくランチをするならおいしいお店で“外食の幸福感”を存分に味わいたいですよね。
そこで、京都のローカル放送局・KBS京都の社員に「おすすめのフレンチを教えて」とアンケートを取り、名前の挙がったお店をご紹介します。
今回は、3日間かけて丁寧に作り上げる本場仕込みのブイヤベースで評判の『プチポワソン』(京都下京区)を訪れました。
海鮮好きな日本人の口に合うフランス料理のお店
『プチポワソン』は、京都市営地下鉄・四条駅から徒歩約3分の場所にあります。
お店の入口に書かれたおしゃれなロゴが目印です。
こちらは、カヌレ専用のテイクアウト窓口なんだそう。小窓がとってもかわいいですよね♡
店内は、京都らしい奥行きのある造りになっています。カウンター7席と、個室1室のコンパクトなお店です。
個室は『ブイヤベース堪能コース』(7,800円)、『ブイヤベース堪能コース極上』(9,800円)のどちらかを注文の方限定で予約可能です。
極上コースは、オマール海老やカニなどぜいたくな具材が使用されているので、ベースである魚のスープに加えて濃厚な甲殻類の旨みが味わえるのだそう。
同店では、オーナーシェフと南フランスのお店で勤務経験のあるシェフの2人で作る絶品の料理を堪能できます。
KBS京都の社員アンケートでは、「ブイヤベースだけじゃなく、前菜やお肉料理もおいしい。」という声がありました◎
ボリュームたっぷりで大満足の前菜
今回いただいたのは、ランチ限定の『ブイヤベースセット』(3,600円)。ボリュームたっぷりの前菜盛り合わせ、ブイヤベース、パン、デザートが付いています。セットのパンは烏丸御池にある『HANAKAGO』のもので、ブイヤベースと相性抜群。
前菜盛り合わせは、色鮮やかに盛り付けられていて、ボリュームに驚きました! ほうれん草のキッシュ、キャロットラペ、タコのマリネ、生ハムなど、一つひとつがぜいたくな味わいです。
パテ・ド・カンパーニュは、臭みが無くお肉の味がしっかり。ニースの郷土料理ラタトゥイユは、滑らかな食感で、煮込んだトマトや野菜の旨味がギュッと詰まっていました。
中央のチーズがたっぷりかかったサラダには、リゾマスタード、ヴィネガー、オリーブオイル、オレンジ果汁、塩コショウで作ったオリジナルドレッシングが。爽やかで上品な味わいです。
鯖のスモークは、香ばしく燻製された感動の一品。鴨ロースのバルサミコソースも、何度でも食べに来たいおいしさでした。
厳選した魚介類と本場仕込みのレシピで作るブイヤベース
ブイヤベースは、一口いただいた瞬間、濃厚な味わいに感動! サフランや魚介の旨味が詰まった香りがふわっと口の中に広がりました。皮をカリッと焼いた鯛も、ブイヤベースとの相性抜群です。
この旨味を出すのに、3日間かけて仕込みをするそう。魚のアラを潰しながら焼くことでスープに深い味わいを出し、それを野菜やハーブと煮詰めて旨味を凝縮させ濃厚に仕上げます。丁寧に濾すことで、なめらかなブイヤベースになるのだそう。
季節のフルーツといただく「カッサータ」
デザートはシチリア地方の伝統料理『カッサータ』。季節のフルーツと合わせて提供されます。クリームチーズとドライフルーツが入っていて、クリーミーなまろやかさに甘酸っぱいフルーツが絶妙でした。
また、食事にあわせたワインリストも充実。どれも飲みやすいものを選んでいるそうです。中には、なかなか手に入らない高級ワインもあったので、ワイン好きの方にもおすすめですよ。
ギフトにもぴったりなフランスの伝統菓子「カヌレ」
同店のブイヤベースと並ぶ人気メニューが『カヌレ』(300円)。ラム酒を使ったバニラ風味のカヌレは、表面の焦げた苦味と中の濃厚な甘さ、外はカリッ、中はもっちりの絶妙なバランスです。テイクアウトもできますよ♡
京都で本場仕込みのフレンチが堪能できる『プチポワソン』。じっくり手間暇かけて作られたブイヤベースを食べにぜひ訪れてみてくださいね。
【店舗詳細】
プチポワソン
住所:京都府京都市下京区高倉通仏光寺上る西前町374-1
電話番号:075-365-3358
営業時間:11:30〜15:00(最終入店12:30)/17:00〜22:30(最終入店20:00)
定休日:月曜日、火・水曜日は不定休 ※火曜日・水曜日はランチ休業
※ネット予約は前日11:00まで、電話予約は前日22:00まで受付。
文/ミヤザキカレンダー
【画像】ミヤザキカレンダー
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