マ・ドンソクを「アニキ」と慕う青木崇高が劇中衣装で登場!『犯罪都市 PUNISHMENT』公開初日イベントで撮影秘話明かす
青木崇高が登壇!『犯罪都市 PUNISHMENT』公開初日イベント
マ・ドンソク主演の国家代表級メガヒットワンパンチアクションシリーズ最新作『犯罪都市 PUNISHMENT』が、9月27日(金)より新宿ピカデリーほかで全国公開中だ。
公開初日となる27日、都内劇場にて公開記念舞台挨拶イベントが実施され、前作『犯罪都市 NO WAY OUT』に出演し<『犯罪都市』ファミリー>となった俳優・青木崇高が劇中衣装を身にまとい緊急登壇! 詰めかけたファンに向けて撮影秘話やシリーズへの熱い思いを語った。
今回もホンモノの事件がベースに!『犯罪都市』最新作はどんなストーリー?
新種合成麻薬事件から3年後。ヤクザも恐れる怪物刑事マ・ソクト(マ・ドンソク)とソウル広域捜査隊は、デリバリーアプリを悪用した麻薬密売事件を捜査していた。捜査を進めるうち、手配中のアプリ開発者が謎の死を遂げた事件の背後に、フィリピンに拠点を置く国際IT犯罪組織の存在を突き止める。
組織のリーダーは、拉致、監禁、暴行、殺人をいとわず、韓国の違法オンラインカジノ市場を掌握した、特殊部隊出身の“元傭兵”ペク・チャンギ(キム・ムヨル)。一方、組織オーナーで“ITの天才”CEOチャン・ドンチョル(イ・ドンフィ)は、韓国でさらに大きな犯罪計画を練っていた。
マ刑事は、史上最大規模のIT犯罪計画を殲滅するため、オンラインカジノ事業の経験を持つチャン・イス(パク・ジファン)に捜査協力を依頼し、広域捜査隊、サイバー捜査隊と新たなチームを結成し捜査を始めるのだが……。
青木崇高「おにぎり屋をやってます(笑)」
前作『犯罪都市 NO WAY OUT』でマ・ドンソク演じるマ・ソクト刑事と敵対する日本のヤクザ・リキを演じた青木崇高。「はい、着きました。新宿ピカデリースクリーン内に向かいます」と、シリーズのファンにはお馴染みのセリフが場内に響き渡ると、前作『NO WAY OUT』 の劇中衣装を纏った青木が登場!
青木は「リキです」と観客に挨拶して会場を沸かせ、「どうもみなさんこんにちは!足元の悪い中ありがとうございます!」と感謝の言葉を述べ、イベントがスタート。MCから衣装について触れられると、「クローゼットから引き出してまいりました」と、撮影後に貰い受けたことを明かし、観客を驚かせた青木。前作を未鑑賞である観客を気遣い、ネタバレをしないようにと自身の役どころを「おにぎり屋をやってます」と説明し、笑いを誘う場面も。
さらに青木は、本イベント開催に至った経緯について、「シリーズ4作目が公開すると聞いて、宣伝の力になりたいと電話をかけさせてもらったんです」と、自ら登壇を逆オファーしたことを告白。さらに「マ・ドンソクさんから“プロモーションを手伝ってくれてありがとう”と直接メールをいただきました」と、共演から月日が経った今もマ・ドンソクを「アニキ」と慕い、連絡を取り合う仲であることを明かすほっこりエピソードも明かされた。
「僕だけお子様ランチのようなものをいただいてました(笑)」
本作では監督を務めたホ・ミョンヘンについて聞かれると、「定かか分りませんが、過去にマ・ドンソクさんのスタントをやられていて、かなりガタイがいい」、「ふくらはぎが僕の顔より大きい」と冗談も交えつつ、前作ではアクション監督として参加していたホ監督から、日本刀でのアクションを褒められたことを少し照れながら明かした。
前作の撮影現場での裏話になると、「韓国の撮影現場はお弁当ではなくケータリングが用意されていてホットミールが食べられるんですが、僕にとっては辛い意味でのtoo hotで……(笑)」と述懐。どうやら本場韓国の辛い味付けだったようで、「僕だけ“リキスペシャル”というお子様ランチのようなものをいただいてました」と話し、またもや会場からは笑いが起こった。
『犯罪都市』シリーズのプロデューサーも務めるマ・ドンソクが、かつてのヴィランたちが登場するスピンオフの制作も考えているというインタビュー記事を読んだMCから、「リキで出演なんてことも?」と振られると、「あるんですか?」と前のめりな青木。「各ヴィラン、コテンパンにやられているので、まずは覚醒するところからですね」と冗談混じりにコメントしつつも、「やりたいですよ」とヴィラン登場スピンオフの出演を熱望。
そして日本ではシリーズ初となる4DX上映が行われている件に話題が移ると、「大丈夫なんですかね?」と4DXでマ・ドンソクの拳を受けることを心配しつつも、「体験してみたいです」とコメント。「リキを演じられて、実際に拳を体験されたことを思い出すのでは?」という問いには、「本物はそんなもんじゃないです」と、マ・ドンソクの拳の力強さを証言した。
「みなさんと同じく『犯罪都市』シリーズの大ファン」
このイベントは公開初日ということで、来場客に『犯罪都市 PUNISHMENT』のキャスト・監督サイン入りポスタープレゼント抽選会も開催。3人目の当選者には、なんと青木自ら急遽持参したという前作のキャストサイン入りポスターをプレゼントし、会場は大きな拍手に包まれた。
青木は最後に「『犯罪都市』は僕のキャリアにおいても大きな存在ですし、携わることができてたくさんの刺激を受けました。何よりもエンタメとしてのパワーがすごい! 会場にいらっしゃるみなさんと同じく『犯罪都市』シリーズの大ファンなのでもっともっと盛り上がってほしいと思ってます!」と本作、そしてシリーズへの熱い思いを語り、大きな拍手に包まれながらイベントは終了。公開初日に劇場に駆け付けた『犯罪都市』シリーズファンにはたまらないイベントとなった。
マ・ドンソクの拳がこれまで以上にうなりまくる『犯罪都市 PUNISHMENT』は全国の映画館で絶賛公開中!