昭和の生活、目で味わう かわさき宿交流館で
4月29日は「昭和の日」。今年が昭和誕生から100年を迎えることを記念して、川崎区本町にある東海道かわさき宿交流館で現在「懐かしき昭和の店先」が行われている。
会場には手工芸作家の小嶋敏子さんが粘土で制作した風呂屋、履物屋、駄菓子屋、乾物屋など昭和初期の店先を再現した作品を展示。各テーブルにある懐中電灯を使って、細部まで見ることもできる。
会場には、川崎大師の縁日や銀柳街、国鉄武蔵溝ノ口駅前、元住吉駅前商店街など市内の昭和時代の写真も飾られ、当時の街並みを楽しむことができる。
担当者は「作品や写真を通し、昭和にタイムスリップしてみては」と来場を呼び掛けている。
入場無料、月曜日休館、5月6日(火・振休)まで。問い合わせは【電話】044・280・7321。
市内の自然を守るために
同館1階では、東住吉小5年により二ヶ領用水の汚染状況を調査したレポートも展示。同校の片山純子校長は「展示のお声掛けを頂き嬉しく思う。生徒らの環境への思いが広がる機会となって欲しい」と話した。