【衝撃事実】アメリカの食べ方! カリフラワーは生で食べると超ウマい!!
ところ変われば人も変わり、文化も変わっていく。特に食は変化が如実にわかるから面白い。海外に行くと「ちょっとこれは無理」「意外とウマい」なんてことが多々あるものだ。
さて、つい先日のこと。アメリカ在住の知人が帰国していた際、一緒に食事をする機会があった。その際、カリフラワーが食卓に並んだのだが、なんとアメリカではカリフラワーを生で食べるらしいのだ。
・そこまで美味しく……
あくまで個人の所感でしかないが、カリフラワーはブロッコリーほど市民権を得ているとは言い難い。特に「美味しくない」とは思わない一方で「めっちゃウマい」とも思わないのが、私のカリフラワー論である。
要するに位置づけ的には「白いブロッコリー」であり、自分では彩り程度に食べるくらい。もちろんカリフラワーに目が無いという方もいらっしゃるだろが、数的には少数派であろう。
・アメリカの食べ方
さて、私の知人は30年以上前にアメリカに移住された日本人で、年の頃は70ほど。料理が上手で来日中、何度か手料理を振る舞ってくれた。また、まあまあ思想が強めのオーガニック主義者でもある。
その際、出てきたのが「生のカリフラワー」で、アメリカでは生で食べることが多いんだとか。「私もそんなにカリフラワーが好きではなかったんだけど、こうやって食べるようになって好きになっちゃった」と話していた。
余談だがアメリカではブロッコリーも生で食べることが多く、子供が嫌いな野菜No.1もブロッコリーらしい。ブロッコリーは日本で言うところのピーマン的な位置づけなのだろう。
・マジか
で、実際にカリフラワーをナマで食べてみたところ……あら! めっちゃウマい!! コリンコリンとした歯応えも楽しく、何よりカリフラワーが甘い! え、カリフラワーってこんなに甘かったっけ?
また「マヨネーズでもいいけど、たらこマヨネーズがよりオススメ」とのことであったが、これがマジで合う! 今まで食べて来たどのカリフラワー料理よりも、生で食べる方が俄然ウマかった。
・振る舞ってみた
というわけで、当サイトのメンバーたちにも「生カリフラワー」を振る舞うことに。レシピもクソもなく、ただカリフラワーをカットするだけなので、ほぼ時間がかからないことも最高だ。
さあ、みんな召し上がれ! どや、ウマいやろ!! ……と、自信満々でオススメしたのも束の間「確かにウマい」という声があった一方で「僕はあんまり……」みたいなリアクションもあった。
聞けば「キャベツの芯っぽくて苦手」「青臭さが気になる」とのこと。確かに私自身はセロリを始め香りの強い野菜がむしろ好きなので、やや好みは分かれるのかもしれない。スーーーン。
とはいえ私自身は今後カリフラワーは「そのまま一択」になりそうなほど、生のカリフラワーが気に入った。たらこマヨネーズをディップして食べると本当最高! 気になる人はぜひ1度お試しあれ。
執筆:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.