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7ORDERは「違うかもしれないことも正解にしていく」インターン生が体験したクリエイティブの現場

求人ボックスジャーナル

7ORDERは「違うかもしれないことも正解にしていく」インターン生が体験したクリエイティブの現場【求人ボックスジャーナル】はたらき方やキャリアを考える機会を創出するメディア

音楽や映画、テレビ、お笑いなど「エンタメ」の業界で働くことに興味がある。でも、何から始めたらいいのかわからない、どんな世界かわからない……。そんな人のために、『Quick Japan』と「求人ボックスジャーナル」による特別企画として、エンタメの世界を間近で体験できるインターン企画を実施!

協力していただいたのは、メンバーが主体となってエンタテインメントを生み出すアーティスト・7ORDER。スタッフも含め、チーム全員が楽しく仕事をするためには、 「みんなが “自分ごとにする”ことが大切」 と考える安井謙太郎CEOのもとなら、より楽しく、インターンも主体的に現場を体感できるはず。

この記事では、7ORDER のYouTube用動画の撮影日にインターンを体験したKさんの現場体験記をお届けします。
※本記事はQuick Japanと求人ボックスジャーナルのタイアップ企画です

プロフィール

7ORDER

2019年に始動した6人組アーティスト。今年3月に「株式会社L&L’s」を所属母体として、経営・運営も自らが主体となって進めていくと発表した

「QJWeb」で掲載中の前編:7ORDER安井謙太郎の採用体験記──妥協なきエンタメの現場で「一緒に働きたい人」とは?

ミスも笑顔でカバー

「求人ボックス」で7ORDERの1日体験インターンに応募し、採用が決まったKさん。

インターン当日の業務は、10月25日に配信リリースとなった新曲「STEP ON STEP」のハロウィン仕様の特別Ver.のYouTube用動画撮影のサポート。 Kさんの仕事は、撮影が滞りなく進行するようにマネージャーとともに補佐することだ。

集合時間になり、大きな荷物を抱えたマネージャー陣や撮影クルー、メンバーが続々と集合。スタジオに入り、まずはKさんが自己紹介をすると、長妻怜央の拍手に始まり、メンバーとスタッフはあたたかな雰囲気でKさんを迎え入れた。

メンバーたちはまず、音楽をかけながらの入念なストレッチ。終始、メンバーのおしゃべりは止まらない。その間、Kさんはスタジオ中2階の控室にて、マネージャーとともにハロウィン用衣装の準備に取りかかる。

続いてメンバーは振り付けの細部の確認。キーとなるステップはもちろん、リアクションや表情の見せ方も細かく詰めていく。ここでKさんは、音出しを担当。「STEP ON STEP」の音源が入ったスマートフォンを機材につなぎ、音出しのタイミングや操作をマネージャーから教わる。

1回目は音源のボリュームが上がり切っておらず、クリエイティブディレクターがやり直そうとするものの、メンバーはイントロを手拍子で盛り上げ、そのまま決行。目で会話をしながら楽しそうに踊るメンバーを、マネージャー陣が笑顔で見守るなか、Kさんは真剣な表情でフロアを見つめていた。

真剣に“楽しい”を突き詰める

続いて、ハロウィン仕様での撮影に入るにあたり、メンバーはくじ引きによる衣装決めへ。この様子はFCコンテンツで配信されるため、ここから撮影カメラが入るが、カメラの有無にかかわらず、メンバーのやりとりは変わらずにぎやかだ。

次にくじで引いた衣装を把握した上で、メンバーのみでアイデアを出し合い、オリジナルの振り付けを作っていく。萩谷慧悟がアイデアを出すと、すぐさま真田佑馬、諸星翔希、長妻が実演。安井がメンバーたちの意見をひとつずつ言語化していくと、「じゃあこれは?」と、次から次へとアイデアは尽きない。メロディやカウントを口ずさみながら、阿吽の呼吸でみるみる振り付けができていく。カメラワークにも意見を出しつつ、細部にまでこだわるメンバーたち。

中でも萩谷のアイデアはメンバーのツボに入るようで、ひとしきり大きな笑いが起こる。しかし、「それいいじゃん!」と、全員がすぐに実践。楽しいことをとことん突き詰める真剣な表情と、絶え間ない笑い声、そこから生まれる究極のクリエイティブが7ORDERだ。振りの仕上がりに、ダンスの先生も思わず床を叩いて大笑い。安井は「楽しいなぁ」と独り言のようにつぶやく。この間Kさんは、衣装によりおもしろさを足すべく、マネージャーと小道具の買い出しに向かった。

衣装チェンジやヘアメイクは、メンバー各自が行う。仕上がった順にフロアに降り、「じゃーん」といった具合にスタッフたちに衣装を見せるメンバーたち。諸星は、かぼちゃの衣装のまま華麗なターンや側転を見せ、真田と互いの衣装を褒め合う。安井のメイド服姿にはスタッフからも「かわいい!」の声が飛び、現場は一気に撮影会状態。Kさんも手伝いながら、スタッフはSNS用の写真を撮影する。撮影開始ギリギリまで、長妻が萩谷にメイクを施すなど、すべてメンバー主体で現場が動いていく。そしてスタジオの使用時間も迫るなか、本番は1テイク目でOKとなり、撮影を終えた。

自分たちで正解にしていく現場

インターン終了後、Kさんに現場で最も印象的だったことを聞くと、 「一発撮りが始まる前の緊張感」 を挙げた。 「すごく緊張感があって、だけどそれがいい作品を作り上げるエッセンスになっているんだろうなと思いました」 と、その瞬間を振り返る。

インターン前には、ピリピリした現場をイメージしていたというKさん。しかし、 「ずっと笑顔が絶えない現場だなって思いました。メンバーとスタッフさんの楽しい会話も絶えなくて、だけどクリエイティブにすごく一生懸命な現場で、本当に楽しかったです」 と、ポジティブなギャップがあったという。

「7ORDERさんは、クリエイティブが多方面に広がっていて、それをひとつに集約したグループだと思いました。たとえば萩谷さんはデビルっぽい格好をしていたのですが、あの衣装は、かっこよく見せようと思えばいくらでもできると思うんです。でも、メイクでどんどんおもしろくしていって。普通の方向にいかず、違うかもしれないことも正解にしていくのが7ORDERさんだと思いましたし、スタッフさんが信頼してお仕事をしている理由がすごくわかりました」

今回の経験で感じたことについて、「作り手が楽しくないと、見てくださる方が楽しいと思うものは作れないんだろうなと思いました」とKさん。 「どれだけ明るい現場であっても、映像にすると、その場の雰囲気そのままは伝わらないかもしれない。100%のものを届けるには、作り手は倍以上の楽しさや明るさを出していかないといけないのだと学びました」 と、エンタメ、ものづくりの現場の温度を肌で感じ取ったようだ。

今回のインターンを面接から振り返り、Kさんはこう話す。「面接で安井さんに、『どういうお仕事がしたいですか?』と聞かれたときに答えることができず、エンタメ業界のお仕事に興味はあるけど、そこで自分が何をやりたいのか、突き詰めることができていなかったことに気づきました。でも、今回インターンを経験して、マネージャーさんやカメラマンさんなど、いろいろなお仕事を見させていただき、『こういう役割もあるのか』と、それぞれのお仕事への理解度が深まりました。そして、みなさんが本当に楽しくお仕事をされていたことが、これまでのイメージとの大きなギャップです。これから、いろいろなお仕事を調べてみて、もっと視野を広げていきたいです」勇気を出して、求人ボックス掲載のインターンへの応募に踏み切ったことは、Kさんにとって貴重な経験となったようだ。

新しい人がいるとそれだけで刺激になる

SNS用コンテンツの撮影という特殊な日をインターン経験に充てたのは、今回、採用に携わった安井のはからい。

「普段はあまりない、7ORDERとしてもへんてこりんな日なんですけど、楽しいかなって。エンタメの現場にはもちろんデスクワークもたくさんあるし、こういう日ばかりじゃないけど、やっぱり何かが作り上がっていく現場のよさを見てもらいたかったし、そのほうがきっといいなと思いました。でも、予定よりも変な現場になったから(笑)。勉強になったかどうかは別にして、楽しい1日だったんじゃないかなとは思います」

インターン生が入ることで、7ORDERチームにも刺激があったといい、 「僕らはシンプルに人に喜んでもらうことが好きだから、現場に新しい人がいるとそれだけで刺激になる。今日はいつもより全体の温度が上がったような印象がありました」 と、相乗効果も生まれたようだ。

前編記事:7ORDER安井謙太郎の採用体験記──妥協なきエンタメの現場で「一緒に働きたい人」とは?(QJWebのサイトに遷移します)

関連記事:7ORDER安井謙太郎「失敗も含めてすべての経験が個性に」メンバー兼CEOとしての向き合い方

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