来週(10月20日~) BS・CSチャンネル放送開始「鉄板」韓国ドラマ時代劇4選
韓国ドラマの人気ジャンルといえば、時代劇がその1つ。
日本でも現代劇とは一味異なる魅力で多くの韓ドラファンを楽しませています。
しかし今年は、例年に比べ少々作品数が少なく、時代劇ファンのなかには物足りなさを感じた人もいるのではないでしょうか。
そこで本記事では、来週から日本のBS・CSチャンネルで放送開始する作品を4つピックアップして紹介します。
2025年の新作ではありませんが、日本のテレビで再放送が繰り返されるほど、多くの人に愛されている“鉄板”のラインナップです。
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オクニョ 運命の女 (MBC/2016)
『オクニョ 運命の女』は、刑務所で生まれた少女の出生の秘密と、愛、成長など、波乱万丈な人生を描いたチン・セヨン主演作。日本でも大ヒットを記録した『宮廷女官チャングムの誓い』(MBC/2003)や『トンイ』(MBC/2010)を手掛けたイ・ビョンフン監督作品です。
見どころはなんといっても、主人公が数々のピンチをどう切り抜けていくのか。子ども時代から、大人になるまで様々な危機が訪れますが、その度に囚人たちから得た技術や、機知に富んだ発想で、難を逃れていきます。また、その能力や知恵を周囲の人や弱者のために活かすストーリーも。
権力争いや陰謀、サスペンスなど、スリリングな要素と相まって、手に汗握る展開が繰り広げられており、個性あふれるキャラクターの登場も物語を盛り上げています。
●キャスト:チン・セヨン、コ・ス、キム・ミスク、チョン・ジュノ、パク・ジュミ 他
●日本放送情報:チャンネル銀河/2025年10月24日(金) 14:30~16:00
※編成の都合により放送日時・作品に変更が生じる場合があります。
チェックイン漢陽 (チャンネルA/2024)
『チェックイン漢陽』は、2024年に韓国でお目見えされた作品ですが、すでに日本のテレビでは複数回に渡って再放送されているロマンチックコメディー。ペ・イニョクやキム・ジウン、チョン・ゴンジュなど、若手俳優のフレッシュな演技が爽やかな青春ドラマです。
舞台は、朝鮮版5つ星ホテル“龍天楼”。見習いとして働くことになった若者4人の成長と愛を描いており、そこに宮中暗闘が絡み合って物語がよりドラマチックになっていきます。
現代的な感覚がふんだんにも盛り込まれた作品で、気軽に観られる演出が時代劇初心者には嬉しい1作。コミカルなシーンも視聴から好評を得たポイントの1つです。
●キャスト:ペ・イニョク、キム・ジウン、チョン・ゴンジュ、パク・ジェチャン、キム・ウィソン 他
●日本放送情報:アジアドラマチックTV/2025年10月23日(木)22:00
※編成の都合により放送日時・作品に変更が生じる場合があります。
コッソンビ 二花院の秘密 (SBS/2023)
『コッソンビ 二花院の秘密』は、『ザ・グローリー 〜輝かしき復讐〜』シリーズ(Netflix/2022、2023)で一躍スター女優の仲間入りを果たしたシン・イェウンをはじめ、今勢いのある若手俳優リョウンやカン・フンらが出演したフュージョンロマンス時代劇。
韓国放送当時は、キャストの知名度がそこまで高くなかったため、あまり脚光を浴びることなく最終話を迎えましたが、世間に名前が周知されて以降、人気俳優の過去作として楽しんでいる人が多いよう。
役者陣の演技力は申し分なくストーリーも手堅い構成となっており、全体を通して安心して楽しめる作品。宿屋の女主人と3人の下宿生の成長と愛、秘密が描かれています。
●キャスト:シン・イェウン、リョウン、カン・フン、チョン・ゴンジュ、チョ・ヘジュ 他
●日本放送情報:BS朝日/2025年10月24日(金)ひる12:00~1:55
※編成の都合により放送日時・作品に変更が生じる場合があります。
世子が消えた (MBN/2024)
『世子が消えた』は、EXO(エクソ)のメンバースホにとって初めての時代劇として、韓国放送当時脚光を浴びたロマンス時代劇。世子が世子嬪になる予定の女性に誘拐されて物語が始まります。
緊張感溢れる権力争いと温かな恋愛模様、クスっと笑えるコミカル展開が見事に調和した作品で、視聴者に様々な楽しみをプレゼントしてくれます。
また、世子と世子嬪、そして2人に関係する人物たちの複雑な関係と秘密が徐々に明らかになっていく過程も、視聴者を虜にすること間違いなし。スホのアイドルとは思えない演技力も物語を盛り上げています。
●キャスト:スホ、ホン・イェジ、ミョン・セビン、キム・ジュホン、キム・ミンギュ 他
●日本放送情報:アジアドラマチックTV/2025年10月25日(土)8:00
※編成の都合により放送日時・作品に変更が生じる場合があります。
(ライター/西谷瀬里)