タカキューの中間期決算は11期ぶりに営業黒字
タカキューは10月9日、2025年2月期の中間期決算を発表した。売上高は46億9100万円(前年同期比5.6%減)、営業利益は1億100万円(前年は9800万円の営業赤字)、中間純利益は16億3200万円(同9300万円の純損益)だった。
不採算店舗の撤退により、売上高は前年同期から減収となったが、商品の値引販売のコントロールにより粗利率が改善され、販管費も削減したことにより、営業利益は同期間として11期ぶりの黒字化となった。また、最終利益は今年3月に金融債権を保有する取引金融機関から約15億円の債権放棄があり、第1四半期決算で特別利益として債務免除益14億9900万円を計上したことから大幅な黒字となった。
また、9月17日には伊藤健治氏が新社長に就任している。ファイブフォックスでメンズグループを長年統括してきた伊藤新社長の手腕に期待がかかる。タカキューは同日、2025年2月期通期の業績予想の修正を発表している。売上高は97億円(前回発表は98億円)、営業利益は2億円(同5000万円)、当期純利益は18億円(同17億円)に修正した。