はだの大日堂保存会 「閻魔詣」で無病息災 8月16日 落語家の公演も
NPO法人はだの大日堂保存会(水野功理事長)は、8月16日(金)に蓑毛大日堂(秦野市蓑毛674)で「閻魔詣(えんまもうで)」=写真=を開催する。会場は境内閻魔堂。時間は午後1時から8時。
大日堂をはじめ閻魔堂(十王堂)や仁王門及びその内部の仏像群の維持や保全、活用のため後世に伝える活動を行う同会。閻魔詣もその活動の一つで、同会(旧秦野みのげ文化の会)が2014年に開始した。閻魔詣は「地獄の釜のふたが開く」と伝えられる8月16日に行われる行事。この日に参拝すると「無病息災・延命長寿の功徳がある」と言われている。
参拝は、昨年に引き続き仁王門が閉鎖のため、同門の右脇の道路を通るルート。会場では提灯が点灯される。また、大日堂横の階段を上った先にある閻魔堂を開放。閻魔像をはじめ、十王像など文化財を拝観できる。
恒例の「紙芝居」は、今年も開催予定(会場は未定)。閻魔詣にちなんだ内容が披露されるという。さらに、今年は紙芝居に加え「はだのふるさと大使」の春風亭一左さんによる落語会も行われる。春風亭一左さんは、秦野出身の落語家として初めて真打に昇進した。時間は午後6時から7時頃を予定。