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コーセーの第3四半期は増収維持 「コスメデコルテ」「タルト」が下支え 「パンピューリ」も貢献

セブツー

コーセーは11月10日、2025年12月期の第3四半期決算を発表した。売上高は2405億1000万円で前年同期比0.7%増と小幅な増収となった一方、営業利益は135億7500万円(同27.8%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は93億8700万円(同0.3%減)と減益だった。主力ブランドの好調を支えに売上を維持したものの、マーケティングや物流コストの上昇が利益を圧迫した。

主力の化粧品事業では、「コスメデコルテ(DECORTÉ)」や「タルト(tarte)」が堅調に推移。2024年にコーセーグループに加わったタイのトップブランド「パンピューリ(PAÑPURI)」の寄与もあり、売上高は前年同期比1.3%増の1899億3900万円となった。中国本土では増益を確保したが、プロモーションや店舗投資などのマーケティング費用の増加、さらに物流コストの上昇が利益を圧迫。営業利益は前年同期比24.6%減の116億8400万円に落ち込んだ。

一方、日用品・ヘアケアを中心とするコスメタリー事業は苦戦した。市場競争の激化で、売上高は前年同期比2.1%減の483億9100万円、営業利益は同22.7%減の52億4800万円とともに減収減益。コーセーコスメポートの販売費用増加や原価率上昇が響いた。

地域別でみると、日本での売上高は前年同期比1.0%増となる1570億4600万円、北米は同1.5%増となる474億200万円を計上しており、ともに増収だった。日本を除くアジアの売上高は298億8300万円で、前年同期比0.4%減とわずかに減収だった。

コーセーの2025年12月期の連結業績予想は、売上高は3360億円(前年比4.1%増)、営業利益は200億円(同15.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は138億円(同83.7%増)としている。

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