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1話目だけで絶対ハマる。復讐・三角関係の展開に目が離せない【韓国時代劇ラブロマンス2選】

saita

『オク氏夫人伝 -偽りの身分 真実の人生-』 © SLL Joongang Co.,Ltd all rights reserved. U-NEXTにて独占配信中

『宮廷女官チャングムの誓い』や『トンイ』など、波乱万丈なストーリーが魅力の時代劇は、韓国ドラマの人気ジャンルの1つで、見始めたらハマらずにはいられません! 今回は韓国時代劇ドラマの中から、ドラマチックなラブロマンスに引き込まれる2本を紹介します。

1.『オク氏夫人伝 -偽りの身分 真実の人生-』

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韓国ドラマには、「第4話まではガマン」といった暗黙のお約束があったりします。これは、第4話くらいから急速に面白くなる作品が多いという理由によるものなのですが、『オク氏夫人伝 -偽りの身分 真実の人生-』は第1話の冒頭から面白いのが特徴。主人公の“運命の瞬間”が先に描かれ、観るのがやめられなくなるイチオシ傑作時代劇ドラマです!

奴婢のクドク(イム・ジヨン)は、心無い主人の下でこき使われ、両親ともに酷い目に遭ってきました。母が死に追いやられた後、父の咳が尋常ではないことが心配なクドクは、どうにかして父と一緒に逃げ出そうと計画を立てていました。彼女は奴婢の身分ですが、非常に賢く、主人の娘の代わりに読書や刺繡などをこなし、武術も身に着けていました。

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ついに主人の家から出たクドクは、最愛の父とはぐれてしまいますが、両班(貴族のような特権階級)の娘オク・テヨン(ソン・ナウン)と出会い、親切にされ親しくなります。ところが、彼女は非業の死を遂げ、クドクはテヨンの祖母から「テヨンとして生きるように」と、偽りの身分を与えられます。

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“逃亡した奴婢クドク”として追われる身のまま、“両班の娘テヨン”の人生を歩み始めた彼女は、賢さを生かして外知部(弁護士のような役割)の仕事をし、立場の弱い人を助けるようになっていきます。そんなテヨンは、2人の男性と出会いますが、彼らの外見はなぜか瓜二つ。1人は、両班だった過去を捨て伝奇叟(物語を朗読し芸人のような見世物をする人)となったソン・ソイン(チュ・ヨンウ)。

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もう1人は、テヨンが嫁ぐことになる県監(県の長)の息子、ソン・ユンギョム(チュ・ヨンウ/二役)。ソインは初恋の男性ですが別れを選び、ユンギョムとは理想や考え方に共感し合い、夫婦の絆を結んでいきます。

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ソインはテヨンが結婚しても、ずっと彼女を想い続け、テヨンの危機を救うために何度も手を差し伸べます。彼の切ないロマンスは見どころです。テヨンをはじめ、周囲の人々も理不尽な目に遭うことが多々あり、テヨンは法律を学んで立ち向かっていきます。たくましいヒロイン像が本作の魅力です。

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第1話の冒頭で描かれた“運命の瞬間”にどうつながるのか、ハラハラしながらもワクワクが止まらない時代劇ドラマです!

2.『王の愛 ウォル~幻想恋歌~』

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2つの人格、記憶喪失、壮絶な復讐といった韓国ドラマを盛り上げるキーワードが満載の、超ドラマチック時代劇ラブロマンス。

少女の頃に、目の前で両親をはじめとする一族を殺され、ただ1人生き残った族長の娘、ヨン・ウォル(ホン・イェジ)。彼女は家族の復讐を誓い、身分を隠して剣術の腕を磨き、敵である現在の王サジョ・スン(キム・テウ)を討つため、“ケラ”と名前を変え、刺客になっていました。

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一方、スンの息子サジョ・ヒョン(パク・ジフン)は、幼い頃から絵を描くことや服作りが好きでしたが、父親から「情けない奴」と罵られ、虐待を受けていました。そして、スンの殺戮を見たことで、人格が分裂してしまいます。

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新たな人格である“アクヒ”は、ヒョンとは正反対にアグレッシブで、ウォルに急接近していきます。

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服の注文をしに来たウォルを、ヒョンも好きになっており、ヒョンとアクヒは同一人物でありながら、複雑な三角関係のようになっていきます。

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そんな中、王の暗殺を試みたウォルは、何者かに阻止された上、記憶喪失になってしまい、気づけば太子であるヒョンの側室になっていました。何としてもスンを殺さなければならないウォルですが、ヒョン、そしてアクヒから想いを寄せられ、記憶も失い、混乱に陥ります。

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かなりマクチャン(ぶっ飛んだ設定の先の読めない愛憎劇)要素多めな時代劇ですが、これぞ韓国ドラマの醍醐味! 2つの人格を持った男性と、彼の父親が最大の敵である刺客の女性のラブロマンスという、なかなか味わえない面白さを持ったオススメ作です。

清水久美子/海外ドラマ・映画・音楽ライター

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